赤字の会社でも株式公開できるらしい

東証、ジャスダック、ヘラクレス…株式市場の違いって何?

2004.12.09 THU

オンライントレーディングによって、株式投資に関心を持つ若者が増えつつあるようだ。ヤフーのトップページ右にあるニュース欄でも、「イー・アクセス、東証一部に史上最短上場」、「エイチ・エス証券、ヘラクレス上場」等々、企業の株式上場に関するニュースを目にすることもあるのではなかろうか。

そもそも、株式市場には、東証(一部、二部、マザーズ)、ジャスダック(店頭市場)、大証ヘラクレス(旧ナスダック・ジャパン)などいろんな市場があるが、いったい何がどう違うのだろうか?

実は、企業が株式市場に株式を公開するには、それぞれの市場で決められた基準をクリアしなければならない。その基準の厳しさには差があり、東証マザーズは幼稚園、大証ヘラクレスは小学校、ジャスダックは中学校、東証二部は高校、東証一部は大学、とでもたとえられればわかりやすいだろうか。通常、ベンチャー企業はまず東証マザーズで株式を公開し、さらにその上のステージ(株式市場)への上場を目指す。ただし、すでに企業規模が大きい場合は、飛び級よろしくジャスダックに上場したり、NTTや電通などのようにいきなり東証一部に上場するケースもある。

東証一部に直接上場する場合は、設立3年以上、株主資本額が連結で10億円以上のほか、非常に細かな基準が設定されている。東証二部はこれをスケールダウンさせた基準で、以下、ジャスダック、大証ヘラクレスの順で上場基準はゆるやかになる。マザーズに至っては、基準さえ満たせば赤字会社はおろか、債務超過の会社でも上場できるというから、なかなか門戸が広い(笑)。

世界規模で見れば、ニューヨーク市場、ロンドン市場と並び、東証は世界の三大金融市場の1つと位置づけられている。近年、香港やシンガポールなどアジアの新興市場がにぎわいを見せたが、アジア金融危機によってその成長は停滞気味。アジアを活性化させるには、日本の株式市場ががんばるしかない !?

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