あのバーコードに異変が!?

遊び心満点の「デザインバーコード」登場!

2005.03.03 THU

無機質な線が並ぶバーコードをユニークなデザインに仕立て上げた会社がある。チーズ型、ラーメン型など、その商品に合ったバーコードを各社に企画提案したところ、興味を示したのが大手飲料メーカーのサントリー。話はトントン拍子に進み、先月発売された「アミノ式」、「カテキン式」のパッケージで実際に使用されることになった。

企画したデザインバーコード社(神奈川)は4人組のクリエーター集団。代表の吉田稔さんは言う。「一昨年、日本新聞協会主催の新聞広告コンテストで優秀賞をいただいたのがきっかけです。世の中にあふれる個性のない商品群を、バーコードを並べることによって表現した作品だったんですが、新聞紙面に掲載されるにあたり、実在するものと一致したら大変だということで、バーコードの仕組みや規定を研究。そのときに思いついたアイデアです」。以来、マスコミからの取材も殺到、先月末には作品を1冊にまとめた『バーコード革命』(アーティストハウス)も刊行した。

ちなみにバーコードの発祥は、「60年代後半、アメリカのスーパーマーケット協会が商品情報をコンピューターに入力するシステムとして、IBMの“バーコード”を採用したのが始まり。日本では78年にJIS規格として採用され、登録第一号の商品はモンブランというメーカーの歯ブラシだったと聞いています」(流通システム開発センター・斎藤静一さん)とのこと。国内で一般的なのがJANコードと呼ばれる13ケタのもので、商品アイテムが5万点以上の場合、7桁のメーカーコード(最初の2ケタは国番号)、5ケタの商品コード、1ケタの確認用コードという構成になる。

デザインバーコード社では、このアイデアを特許出願中。現在も数社との開発を進めているとか。様々な商品パッケージで遊び心満点のバーコードを目にする日も近い? ただし、無邪気にマネをして事故が起きた場合は相応の損害額を負担することになることもあるのでご注意。 

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