ノイズキャンセリング機能が1万円以下で!

携帯音楽プレーヤーだけじゃないヘッドホンもこんなに進化している!

2005.03.31 THU

携帯音楽プレーヤーで音楽漬けの日々を送っている皆さん、耳の調子は大丈夫ですか? 電車のなかや街の雑踏のなかで音楽を聴くと、周りの音がうるさすぎて、つい音量を大きくしてしまいがちじゃない? そこで朗報! 雑音を緩和する「ノイズキャンセリング」機能がついたヘッドホンが、手軽な値段で買えるようになったんです。周囲よりも大きい音を流す必要がなくなるから、「鼓膜思い」なヘッドホンなのだ。

89年、米ボーズ社が最初の音響式ノイズキャンセリング・ヘッドホンを民間機のパイロット向けに発売。パイロットやF1ドライバーなど騒音の激しい場所で働く人たちに利用されてきた。その後、頻繁に飛行機を利用する旅客などの間に広まった。だが数万円台と値が張り、「地下鉄に乗る感覚で飛行機に乗るアメリカ人」か「ファーストクラスのビジネスマン」のためのぜいたく品、というイメージが強かった。最近は携帯音楽プレーヤーの普及にともない、ヘッドホンも種類が増えた。ソニーでは、ノイズキャンセリング機能つきで7000円台と9000円台の新モデルを昨秋に発売し、人気も上々だという。

実際に試させてもらった。周囲に不快な音を流し、イヤホンのなかに耳がすっぽり収まるタイプの製品をはめてみた。すると雑音が遠くのほうでかすかに聞こえる程度になった。周囲の音から遮断されて、自分の内面の世界にこもれるような静けさだ。

「外の音とまったく『逆の音』をつくることで、波の相がプラスマイナス・ゼロになって雑音を消すことができる」(ソニープロダクトプロデューサー・奥野和博さん)

外の音を集めるマイクや、逆の音を出すアンプを使う仕組みのため、ヘッドホン側にも電池が必要なのが少々難点ではあるが、使い道は多そうだ。集中したい仕事があるときや電話に出たくないとき(?)にも便利かも。ついでに、上司の小言も消してくれるとうれしいんですが…。

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