世界中の企業が続々と参戦

メガネ不要の3Dディスプレイってどんなことができるんだ!

2005.04.21 THU

赤青に左右が色分けされたメガネを掛けて、飛び出すスクリーンを楽しめる映画があった。最近はメガネを掛けなくても楽しめる3D映画もあるが、一般的ではないのが現状。

そこで「3Dはまだまだ…」と思うなかれ。誰でも楽しめる家庭用の“飛び出すスクリーン”が存在するのだ。そんなスゴイ技術を実際に発売したのが、日本のシャープ。ノートPCの液晶ディスプレイを3Dにしてしまった。液晶パネルから左右にそれぞれ違う映像信号を振り分けることで、メガネを掛けずに3D映像が楽しめる。

「実際に3D画像を見ると、画像から伝わるディテイル、楽しさ、迫力が違います。また市販のDVDを2Dから3Dへ擬似的に立体表示しますので、迫力ある映像で映画などを楽しめます」(シャープ広報室)

先手を打つシャープに続いて、世界中の企業が後を追う。アメリカのコダック社は、2つのディスプレイを裸眼でそれぞれ見ることによって立体視できるシステムを開発しているほか、オランダのフィリップス社も3Dディスプレイを発表している。

「今後は、さらに画面の大型化や高精細化が求められるものと思われます」(同広報室)

そうなれば、映画や画像などのエンタテインメントだけにとどまらず、例えばパソコン画面を3Dにして3次元構造のデスクトップにしたり、ウェブインターフェースを立体的にしてバーチャルなネット世界を作り出すことも可能になるだろう。医療分野でも、遠隔地からの外科治療や内視鏡手術に応用すべく、研究が進められているようだ。

さらに夢が広がる新技術が存在する。空気中の水蒸気や霧に映像を投影し、本物そっくりな3D映像のホログラフを作り出す新技術をアメリカのIQテクノロジー社、フィンランドのフォグスクリーン社などが発表。既に実用化に成功している。

う~ん、スターウォーズの世界。数年後、リビングで立体表示されたニュースキャスターが、目の前でニュースを読むような時代がやって来るかも!? 

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