ガソリンなんてもういらない!?

1分間で充電可能な新型の充電式電池が誕生

2005.05.12 THU

デジカメを使おうと思ったのに、充電切れ。肝心なときに使えねぇなコンチキシー! なんて取り乱した経験ありません? あわてて充電しようにも、フル充電に小一時間もかかったりしますしね。でもそれも、もうしばらくの辛抱ですよ。というのも、東芝が1分間で電池容量の80%まで充電できてしまう新型のリチウムイオン電池を開発したんです。たったの1分でですよ(フル充電でも3分程度)。素晴らしい!

短時間で充電ができる充電池といえば、ハイブリッド車などに使われているキャパシタがある。しかし、キャパシタはエネルギー密度が小さく、すぐに空になってしまうという欠点があったんです。これに対してデジカメなどに使うリチウムイオン電池は、高いエネルギー密度が自慢だけど、逆に充電時間が長かった。だから「高いエネルギー密度」と「高速充電性能」を併せ持つ充電池を開発することに、各社はしのぎを削っていたとか。

新型充電池では、材料にナノ粒子を採用、粒子を均一に固定する新しい技術を開発することで、問題を解決。そして瞬時に大容量の電気を蓄えることに成功したといいます。でも、1分まで時間を短縮できるなんて開発者さえ予想していなかったそう。

「10分とかそれくらいまで短縮できればって、思っていたんですけどね。でも、これで夢が広がりました。この新型電池を使えば電気を無駄なく使えるようになるんです。エネルギーってまだ非効率なんですよ。例えば車のブレーキを踏んだら、止まると同時にそのエネルギーをロスしてしまいます。でもその止まるエネルギーを同時に電気として蓄えて、また燃料にできたらスゴイと思いません?」と東芝の開発担当・高見さんは説明してくれました。

夢が現実になって、それがまた新しい夢を想像させる。そうやって僕らの生活はどんどん便利になっていくんでしょうね。やっぱり科学ってステキ。

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