ヤフージャパン、楽天、ソフトバンク

IT・ネット業界最新地図にみる日系ネット企業の躍進

2005.05.12 THU

ホリエモン騒動も一段落した今日この頃。「もうITネタにはうんざり」などと言わず、この機会にIT・ネット業界の全貌をより深く探ってみてはどうだろうか。

IT業界の中でも、コンピュータ、ソフトウエアの分野では、日本勢の世界における存在感はゼロに近い。しかし、ネット企業に目を向けると、これがなかなかの健闘。「アメリカよりも5年先を行っている」といわれるブロードバンド環境を活かし、ヤフージャパン、楽天、ソフトバンクの3社が、時価総額(会社の値段のこと)ベースで、ネット企業世界トップ10に喰い込んでいるのだ(ライブドアは圏外)。堂々の世界トップに輝くのは検索エンジンで名を馳せるグーグル。検索と連動させたネット広告で稼ぎまくり、たった3000人余りの従業員で、ソニーや日産をも上回る時価総額を記録している。

そのグーグルにこそ敵わないものの、世界2位、4位の座を占めるのが日米ヤフーコンビ。世界25カ国に広がるヤフー連合の中でも、ヤフージャパンの存在感は抜群。加えて、日本のeコマース首位の楽天もアマゾン・ドット・コムに続く世界9位につけている。そして、これら日米の有力企業が虎視眈々と狙うのは、インターネット人口がすでに9400万人に達した(04年6月末時点)といわれる巨大な中国市場だ。

ITバブル崩壊から早5年。音楽配信、ブロードバンド放送、インターネット電話からネット広告まで、ネットがビジネスの枠組みを変えようとしていることは間違いない。ネットが浸透するにつれ、各企業のポジシニングも大きく変化している。マイクロソフトのライバルはIBM、ソニー、ヤフー。ドコモのライバルもヤフー。ソニーVS松下といった単純な図式は過去のものになりつつある。

あなたも、自分の会社がどこにいるのか、ライバルは誰なのか。そのポジシニングを改めて確認してみてはいかがだろうか。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト