ブラックリストなんて怖くない!?

こげついた借金の信用情報は本当に回復可能なんですか?

2005.06.16 THU

ブラックリスト。この言葉は“できることなら関わりたくない厄介なもの”というホラーなイメージが独人歩きしているのではないか。 現在、消費者金融から借り入れをしている人の数は、延べ人数ではなく実数にして1930万人(就労人口の約3分の1!!)。そのうち、ブラックリスト入りしている人は、推定300万人とされる…。そもそもブラックリストって何だ? こげついた借金の信用情報は、回復可能なのか? この辺りを『ブラックリストなんて怖くない』の著者、吉田猫次郎氏に聞いてみた。

「ブラックリストは、借り手が長期延滞(およそ3ヶ月)、任意整理などの法手続き、自己破産、などで貸し手への返済が滞った『事故情報』のこと。銀行・クレジット会社などが運営する個人信用情報機関に、事故情報が登録されることを『ブラックリストに載る』といい慣わすことからくる俗称なんです」

へぇ~、俗称なんですか。では事故情報の登録で、どんな不利益がありますか?

「事故情報には、借り入れの状況が簡潔に記されているだけです。『貸金業規制法30条』の規定で、『過剰貸し付けの防止と多重債務者の未然防止』を目的としています。本人が許可した相手しか見ることはできません。契約書に見せてもいいと書いてあることが多いんですけどね。登録期間中は、ローンは組めませんが、就職や仕事への悪影響や資格の制限などの社会的な制裁のようなことは一切ないですよ」

あくまで『貸し付けの際の参考資料』ということだ。では登録期間はどれぐらい?

「通常5年、最長で10年。この期間を新たな事故なく過ごせば登録は完全に抹消され、信用情報は回復します。その後、キチンとクレジット・ヒストリーを積み重ねていけば、住宅ローンだって組めますよ」

とはいえ「信用を築いていくには、長期的なマネープランは必須」とも。このプラン(=計画的)っていうのが難しいんですけどねぇ…。

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