年収100億円の会社員・清原さんのお仕事

ヘッジファンドってナニ?投資信託とどう違うの?

2005.06.23 THU

推定年収100億円! で長者番付トップに立ち“スーパーサラリーマン”として一躍脚光を浴びた清原達郎氏。清原氏は“タワー投資顧問”という会社の運用部長で、『タワーK1Jファンド』という一種のヘッジファンドを運用している。

このヘッジファンドという言葉、時折耳にするが、いったいどんなものなのか?

ヘッジファンドとは自己資金の運用を専門家に託すもの。一種の投資信託だが一般の投資信託とはかなり違う。一般の投資信託は多数の個人向けに売り出され、通常1万円程度から買えるが、ヘッジファンドの顧客は少数の機関投資家やお金持ちの方々。一般の投資信託は運用成績が良いと手数料の率がアップなんてことはないが、通常、ヘッジファンドでは成績に応じ成功報酬がプラスされる。清原氏の莫大な収入もこの仕組みがもたらしたもののようだ。

ヘッジファンドの戦略は多種多様。各国政府の金融政策に甘さがあれば、そこにつけこんで利益をあげることもある。たとえば97年のアジア通貨危機はアメリカのヘッジファンドがタイの通貨・バーツを大量に売ったことから始まったといわれている。

清原氏の運用する『タワーK1Jファンド』は日本の株式が投資対象。「安く買って高く売る」だけでなく、「株を借りて高く売り、あとで安く買って返す」こともやる。いわゆる“カラ売り”だ。一般の投資信託はカラ売りをやらないが、ヘッジファンドではカラ売りもアリなのだ。ただ、清原氏の場合はカラ売り云々より、個々の銘柄の発掘が飛び抜けてうまかったらしい。

約6年で元本を6.6倍にもした『タワーK1Jファンド』だが残念ながら今は個人での購入が不可能。機関投資家だけに販売している。6年前のスタート時は個人でも買えたそうだが「当時は最低1000万円からお受けしていました」(販売元のセブンキャピタル証券)とのお話。ヘッジファンドでお金をふやすには、まず、お金持ちにならないといけないのだ!?

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