日本発外食企業の海外展開の注目株!

アフリカ進出を目指す「コロッケ屋」のもくろみとは?

2005.06.30 THU

いや~、最近のニッポンの外食企業はがんばってますね~。吉野家をはじめ、各社、世界中に羽ばたいております。バッサバッサ。

そんななか、コロッケ専門店の「コロちゃんのコロッケ屋!」がスゴイ! 普通店舗はもちろん、スーパーなどの駐車場に設置されているミニ店舗などを中心にフランチャイズ展開をしている同店は現在、イギリスやシンガポール、そしてケニアへと進出中なのだ。しかも5月23日には、アフリカ出店1周年記念を祝って、エジプト、ガーナ、チュニジアなどアフリカ26カ国の駐日大使さんたちを招いて、「アフリカ進出への事業概要説明会」を行ったのだ!

「昨年のケニア店では、たしかな手ごたえを感じました。そこで説明会では、アフリカ各国の代表だけでなく、経済産業省・UNIDOからも人を招いて、理解と協力を求めました。徹底して現地スタッフで展開できれば、相当な数の現地雇用が見込めるし、将来的には冷凍コロッケを2次製品として輸出したっていい。大きな経済効果があるばかりでなく、アフリカの産業を変えることができるかもしれない。これは、ビジネス以上に意味のあることなんですよ」(コロちゃん株式会社・小竹 守社長)

なんて夢のある話! でも、他の企業が、メジャーなアメリカや、人民が多い中国へと出店するなか、なぜアフリカなんです?

「『人の役に立つために働く』というのが私と我が社の基本理念。だから昔から、食糧難や内戦で傷ついたアフリカの子供たちの顔が心の奥に残ってた。どんな国でもジャガイモは育つし、油さえあればコロッケは作れる。いつかアフリカで『昔、変な日本人が置いてった“コロッケ”のおかげで俺たちは今、幸せなんだ』って声を聞きたい。そんな気持ちでやっていますよ」

現在、タンザニア、ウガンダ、エチオピアの3カ国で直営店開設を進行中。アフリカの貧困を「コロちゃんコロッケ」が救うなんてことも、近い将来あるかもしれませんね。

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