インド経済が日本経済を上回る!?

世界経済のキーワード「BRICs」って何のこと?

2005.09.08 THU

BRICs(ブリックス)って聞いたことあります? BRICsとは今後、目覚ましい経済発展を遂げ、世界経済の中心になっていくと予想される新興4カ国の頭文字を取った造語。さて、その4カ国とはどこでしょう? 答えは…B(ブラジル)、R(ロシア)、I(インド)、C(中国)。

BRICsという言葉は2003年秋、アメリカの大手投資銀行、ゴールドマン・サックス社(以下、GS社)の発表したレポートで初めて登場。それ以降、がぜん注目を集めるようになった。

BRICs4カ国は国土が広く、豊かな天然資源を持つという共通点がある。また、人口が多いので、労働力が豊富なうえに、巨大な消費市場ともなり得る。つまり、経済発展していく下地が十分揃っていることになる。けれど、それぞれの国が比較的近年まで自由経済体制でなかったり、金融システムが不安定だったりしたので、経済的に後れを取ってしまっていた。今はそうした弱点が解消され、経済成長が軌道に乗ってきており、それが今後も続いていくだろうと考えられているのだ。

GS社の予測では日本はGDP(国内総生産)で2016年に中国、2032年にはインドに抜かれるという。また、2050年のGDP上位6カ国はBRICs+日米になるというのだ。こんな国々へ今から投資しておけば、将来大きな利益を手にできそう! ってことで、BRICsは世界の投資家の熱い視線を浴びている。

「だけど、オレは社長でも金持ちでもないから、投資なんて関係ないや!」と思ってるキミにも手はある。一番手軽なのはBRICsの株式へ投資する投資信託だ。ブラジル以外の3カ国は投資信託のラインナップが揃ってきており、銀行・証券会社などで1万円程度から買える。この種の新興国には政変などのリスクもあるから、投資するなら余剰資金で臨みたいところ。BRICsに投資して、世界経済の動きを肌で感じてみるのも面白いのでは?

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