カリスマ・ファンド・マネジャーに聞く

企業の将来性を見抜く「スリッパの法則」ってなんだ?

2005.09.22 THU

企業の将来性を見抜く「スリッパの法則」って知ってます? これはレオス・キャピタルワークス代表の藤野英人氏が“発見”した法則。藤野氏は投資信託の運用で抜群の実績を収め“カリスマ・ファンド・マネジャー”と呼ばれている人である。

「スリッパの法則」とは社内でスリッパに履き替える会社に投資しても儲からないというものだが、さて、その意味するところは? 

藤野氏に聞いてみた。

「創業間もない会社ならともかく、上場企業でスリッパに履き替えているとしたら問題。そこには『会社は家と同じ』という経営者の甘えが表れていると思います。こういうオープンでない会社は伸びません」

藤野氏はこれまで投資先を調査するため3000社以上もの企業を訪問してきたが、その際、メモしていた各企業の様子とその後の業績や株価を比較するうち、このような数々の法則が浮かび上がってきた。

「“超”美人の受付嬢がいる会社も問題ですね。外見ばかりを取り繕うような会社は伸びないケースが多いです」

藤野氏は今をときめくホリエモンとも親交があるが、最初に会ったのは98年秋のこと。その時の堀江社長は髪がボサボサ、卵のシミがついた汚いTシャツを着ていたという。けれど、「当時から『インターネットで世界一の企業になる』『宇宙旅行の事業をやりたい』と真剣に話してましたね。この会社は伸びると思いました。これは彼が金持ちになった最近になって初めて言い出したことじゃない。ここが大事です」

この他にも「トイレの法則」「新本社ビルの法則」など様々な法則があるのだが、これらは投資家の立場から見たもの。普通のサラリーマンには役立つのだろうか?「取引先を見る時に役立つと思いますよ。今は小さくても、これから伸びそうな企業をお得意先としてしっかりつかんでおけば、その後、受注がドンドン増えるとかね」

営業マンの方々、「スリッパの法則」を参考にしてみてはいかが?

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