さおだけ屋、カネボウでよく話に出るけど…

会計士って何してるの?税理士との違いはなに?

2005.11.02 WED

最近なにかと話題の会計士。いったいなにをしてる人なのか、税理士とはなにが違うのか、疑問に思ったことはないだろうか?

会計士は司法試験と並ぶ最難関の国家試験に合格したエリート。大学在学中から4~5年かけて、合格率10%以下の試験に合格した後、1年以上の実務補修と2年以上の業務経験を経てから、再び試験を受けようやく会計士になれるのだ(ふ~、長い)。

主な業務は、企業の財務監査。投資家に報告される経営業績や財務状況が正しく計算されているか否かを調査し、お墨付を与える。つまり、あなたの給料や経理に渡す領収書にまで目を光らせているのだ。彼らは企業の業績に関する透明性を保ち、投資家たちが安心して株や債券を購入するために重要な責任を負っている。株式会社が成立するためにはなくてはならない職業である。大企業が主な取引先になっているのは、商法で資本金5億円以上の上場企業などに監査が義務付けられているためだ。

一方の税理士は、法人税や所得税といった各種税金の申告や申請、税務書類の作成、税務相談などを行っている。会計士よりも取得しやすい資格ではあるが、難易度は高い。合格率は20%前後だ。相手先は主に中小企業が中心。

会計士は税理士会への登録により無試験で税理士の資格を取得できる。しかし、会計士の業務と重複しているというわけでもなく、新たに税務の勉強が必要になる。また、計算・記帳といった地道で責任のある仕事、そのため、ひとりの会計士が税理士の仕事も会計士の仕事もこなすという例はあまりない。両者の住み分けはしっかりできているという。

同じ会計業界に身をおく税理士と会計士。お金にまつわる問題で経営がうまくいかない時、どちらも頼りになるプロフェッショナルだ。サイフを厳しくチェックする奥さんが会計士なら、税理士は税金の申告や税務書類の作成まで手伝ってくれる秘書といったところだろうか。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト