こんな企業は買い!

06年は業績が好調なのに株価が割安な企業に注目

2006.01.05 THU

日経平均は昨年12月下旬にかけて5年2カ月ぶりに1万6000円台に乗せた。06年の基調は強いと考えてよい。個人や外国人投資家らの買い意欲が強いという背景もあるが、最も株価に影響を与える企業業績が堅調なのが最大の要因だ。『会社四季報』(以下、四季報)では季ごとに企業業績の修正を行っている。昨年12月発行の新春号を見ると同年秋号に比べて、06年3月期、07年3月期のいずれの予想純益も増額修正になっている(2091社集計)。この予想でいけば07年で4期連続の最高益更新となる。株価が企業業績アップにきちんと連動していき、今後、市場の割高感は払拭されるだろう。

また、来期予想営業増益率ランキングでは「来期回復しそうな会社」がわかる。ベスト3は、ワコール、エルピーダ、ソニー。時価総額ランキングでは「会社の値段」がわかる。前号に比べ、1兆円以上の会社は25社増えて104社となった。トップはトヨタの21兆円だ。

なお、今号から新たに「四季報指標」という指標を掲載している。利益予想を増額した企業で、かつPBR(株価純資産倍率=企業の財務面から株価の割安感を測る指標。1倍を切ると超割安)で割安感がある時価総額が301位以下の会社をランキングした。ひと言で言えば、利益予想を増額したのに市場で株価が割安に放置されている会社を探そうというもの。1位のHKS(静岡県富士宮市)は自動車のマフラーなどの部品を作っている会社で、北米、タイ向け輸出が好調に推移している。2位の東洋鋼鈑(千代田区)はブリキメーカーで、海外子会社が好調。3位のセキチュー(群馬県高崎市)は中堅のホームセンター。DIY用品が利益貢献している。

「四季報指標」のランキング上位に挙がった会社はすでに株価が反応しているところもある。06年は「業績が好調なのに株価が割安」な企業が狙い目だ。

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