2005年度の日経平均株価は46%増

やっぱり株って、やったほうがいいの?

2006.05.18 THU

3月31日の日経平均株価の終値は1万7059円。これで2005年度1年間の株価の上昇率は46・2%に達した。ごくごくシンプルに言えば、1年前に100万円を投資していたら、わずか1年間で143万円になっていたということ。43万円の利益である。200万円の投資なら、86万円もの利益になっていたのだ。ものすごいリターンである。これだけの上昇相場だけに、個人の投資家が潤っただけではない。大手銀行や生命保険会社が持つ株式の「含み益」も、1年前のなんと2倍以上に膨らんだという。

さらに注目は、出来高。5363億株と過去最高を記録したのだ。あのバブルの時代よりも、投資の取引数が多かったということ。いかに多くの企業や人が、株式市場に参加したかがわかる。実際、株への関心はますます高まっているようだ。自分で株式に投資をしないとしても、「株式投資信託」に投資する人も急拡大中。投資信託協会の発表によれば、株式投資信託の3月末の資産残高は前年末より2兆1600億円増えて44兆9500億円に。月末ベースでは、バブル絶頂の89年12月の45兆5400億円に匹敵する規模になっている。

株式投資の魅力は、何より大きなリターンが期待できること。冒頭で書いた数字は、あくまで東証1部の平均。実際には、2倍、3倍になった銘柄もある。とんでもない増え方をするのが、株なのだ。だが、大きなリターンが期待できる分、リスクも大きい。しかしリスクがあるからこそ、リターンもある。投資で大切なのは、リスクとうまく付き合っていくことなのである。

ライブドアショックの後、株の持っているリスクを肌で感じた人も多い。しかし、逆にあれほど大きな事件があったにもかかわらず、株価は堅調に推移してきたともいえる。株式市場への参加者は減っていないということ。今を、日本経済の上昇基調に相乗りできるチャンスと見るか、日本経済にはまだリスクが大きいと見るか。じっくり考えてみる好機かも?

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