2年で30万円が2000万円に!

株のハードルも楽々越える為末 大の「途上国」投資術

2006.08.31 THU

世界陸上で2度、銅メダルを獲得しているハードル選手、為末大氏(APF所属)が本を出した。『インベストメントハードラー』。スポーツ選手なのに、なぜか、お金の本なのだ。

「100円だったジュースが110円になったら、お金の価値は下がったことになります。もともとお金って、人が思っているほど価値があったり、安定しているものではないのでは、と子どものころからずっと思っていて興味があったんです」(為末氏)

そんな彼だけにメダリストになり、賞金が手に入ると、投資に関心を持った。

「お金を置いておくのがイヤでした。実際、お金は増えないままでは実質、減っているわけです。物価は上がっていますから」

まず最初に始めたのは株式投資。

「株って怖いイメージがありますが、やってみてわかったのは、売らなければ損は確定しないということ。また、最大のリスクは、株の動向に気を取られて、本業に差しさわりが出ることだと思いました」

株でも利益を上げたが、彼が初期投資30万円を現在2000万円もの価値にしたのが、タイへの不動産と株式への投資だ。

「同じ100万円を投資するなら、日本とタイ、どちらにいる人が喜んでくれると思いますか。日本よりもタイの人にとっての100万円のほうが、価値ははるかに大きいんです。強く求められているお金だから、利回りも大きくなる。実際、タイの人をものすごく幸せにできたからこそ、お金は大きく増えてくれたのだと思っています」

日本の株式投資だと数十万円が必要なイメージだが、タイ株は数万円から投資でき、一般の人でも分散投資ができてしまう、と為末氏。著書に詳しいが、タイの証券会社が日本支店をつくり、日本からタイへの株式投資が、今後やりやすくなるという。

「お金を増やす基本はわらしべ長者。小さなお金も、欲しい人には大きなお金です」

投資に成功した自身の経験から語る理論は“目からウロコ”の連続。「投資なんて」と思う人にも一読の価値あり。

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