IT化で進む、窓口の一元化

行政からeコマースまで広がる「ワンストップサービス」とは?

2006.09.28 THU

突然ですがみなさん、「ワンストップサービス」という言葉をご存じですか?(複数回答可)

□ なんとなく聞いたことがある。

□ イメージできるけど、よく知らない。

□ 利用したことがない。

そんな方がほとんどではないでしょうか。

ワンストップサービスとは、一度の手続きで、必要な関連作業をすべて済ませられるよう設計されたサービスのこと。特に、幾多の行政手続きを一度に行える「ワンストップ行政サービス」のことを指すケースが多いのだとか。国内では、平成11年の小渕内閣時代から「パソコンや身近な場所でのワンストップサービス」が推進されていたんですが、森“イット(IT)革命”内閣時代を経て、少々失速した感があります。実際、現在実用化されているのは、「若年者のためのワンストップサービスセンター」(厚生労働省)と「自動車保有関係手続ワンストップサービス」(国土交通省)程度。

7年ものあいだ、何してたんでしょう?

「実は行政よりも、民間サービスでワンストップサービスが広がっているんです」とは経済アナリストの森永卓郎氏。

「例えばパソコンのポータルサイトがそう。アマゾンが書籍以外にDVDや玩具まで扱うのもその一例です。最近伸びたのは、なんと言ってもショッピングモール。スーパーにゲームセンター、映画館、レストラン、ジムまでと『いったん中に入ると夜まで出られない』状況を作っています」

顧客の囲いこみをはかる、マーケティング用語として使われる場合もあるのだとか。

「そんななか、いま一番注目されているのが、医療モールでしょう。全国で年間100近いモールが作られているともいわれます」

そういや筆者も「首都高ETCワンストップサービス」で、カードの申し込みから本体の取り付けまで、いろいろ面倒だと思っていたETCがサクッと付いた経験が。

いつのまにか生活に浸透していたワンストップサービス。説教もワンストップならありがたいですね、部長! 

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