覚えておいて損はない?

「個」を活かす経営戦略、ダイバシティマネジメントとは

2006.10.05 THU

近ごろ、上司同士の会話にコソッと耳をそばだてていると、ダイバシティマネジメント(以下、ダイバシティ)という聞き慣れぬ単語が頻出していることに気がついた。なにやら上層部のみで通じる暗号なのではないか、とトンチンカンな妄想にかられ調査してみると、ダイバシティとは今後の企業の組織作りにとって重要な流れらしい。経営者はもちろん、まがりなりにも社会人である僕らにとって知っておくべき事柄のようだ。

ダイバシティは「個」を活かす経営戦略のこと。その目的は、性別、年齢、国籍など違った価値観を持つ個人が生き生きとその持てる力を発揮してもらうことにある。これまでの会社上層部の判断によるトップダウンの経営では、多様化するマーケットを読みきれないし、現場のモチベーションも下がる。様々な属性を持つ人材を抜擢すれば現場にあった発想が取り入れられ、ビジネスにも広がりが出るわけだ。少子高齢化による労働力不足を、女性や高齢者、機会を与えられていない人材の有効活用で補わねばならないという現実も背景にある。

しかし日本ではまだ、女性の管理職育成に企業が躍起になっているのが現状だ。(社)企業研究会のワークライフ推進フォーラムでは毎月100名前後の人事担当が熱い議論を繰り広げている。会のコーディネーターの湯本壬喜枝さんはこう語る。

「グローバルレベルで考えると、日本は先進国の中で女性登用が最も遅れてます。少子高齢化時代の労働力確保と女性を意識してのマーケティング戦略の両面からのアプローチが必要です。ダイバシティを推進している企業では、仕事と育児との両立支援、女性リーダーの育成に力を入れています」

取り急ぎ僕ら男性は、これまで企業が男中心で動いてきたという観念を捨て、(当然だが)対等の存在として女性たちを受け入れ理解する必要がある。女性が強くなったといわれる昨今、うかうかしてると「しょぼ~い」なんていわれるオッサンになりますよ。頑張れ、男子!

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