2015年の日本はいったいどんな国?

経団連の「御手洗ビジョン」から見る日本の未来とは?

2007.01.18 THU



写真提供/時事通信
「わたしたちこれからどうなるの?」。そんな女子から投げつけられる将来に関する質問は極力シャットアウトしたい僕らですが、10年後の日本がどうなるか? なんて話なら、興味ありますよね? 実は日本経団連が元日に「希望の国、日本」(略称:御手洗ビジョン)という未来予想図を発表したのです。日本が今後5年間で重点的に取り組むべき課題と今後10年間の課題を提言。そこには、経済界が思い描く2015年の日本の姿が描かれていました。

この先、日本経済に立ちはだかるのは、さらなるグローバル化。ヒト・モノ・カネ・情報・技術など様々なものが国境を越えて行き交い、いままで以上に世界経済の影響を受けることになります。そして、BRICsの経済成長も日本の脅威に。国内では人口減少と少子高齢化の進展が経済成長の足かせになると考えられています。

そこで御手洗ビジョンが掲げるキーワードはイノベーション(=革新)。様々な改革を断行し、希望が持てる国にしなければならないとしています。具体的には、400万人減少するといわれる労働人口を確保するために、「高齢者や女性、外国人の雇用を促進」。「宇宙の利用・産業化の促進」「消費税は2011年度までに2%程度の引き上げる」。企業の国際競争力を高めるため、「法人税の実効税率を30%程度まで引き下げ」。また「2015年度までに道州制を導入」する。「憲法改正」などなど。

その結果、2015年までに年平均2.2%の実質経済成長、名目で3.3%の経済成長を実現できるとしています。

「御手洗ビジョンが実行されると格差が助長されるという批判的な意見もありますが、大量生産・大量消費という従来の日本の仕組みでは、世界に太刀打ちできません。思い切った改革は不可避では?」(経済評論家・三原淳雄さん)

そんな改革実行の担い手は僕たち世代。この御手洗ビジョン、けっして他人事ではありませんよ!


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