実は世界的な超優良企業!!

都心進出を成功させた「しまむら」の凄さとは?

2007.09.27 THU

かつて“あの店”のお世話になっていた人には、少々意外な話題かもしれないが…。

今、“しまむら”がキテいるらしい。そう、「激安」「郊外」「ちょいダサ(失礼!)」で名高かった「ファッションセンターしまむら」である。その象徴となるのが、6月末にオープンした高田馬場店。10月号でしまむらの特集を組んだ、業界専門誌『ファッション販売』さんによれば…

「しまむらは数年前よりトレンド重視の路線に転換し、安さとアイテム数の豊富さはそのままに、センスを大幅に向上させました。都心初となる高田馬場店についても、オープンから現在まで他の支店より好調な売り上げを記録している模様です」

というのだ。低迷が続くという衣料業界で、都心進出を成功させるほどの好調をみせる、しまむらとはどのような企業なのか。

実はしまむらは、世界の衣料品販売店の中で、売上高が10指に入るほどの優良企業。物流のすべてを自社で行い、問屋を介さず店舗に配送するシステムを構築しているほか、仕入れ数や売価の決定など店舗の営業管理を本部で集中的に行うなど、経費を極力低く抑える工夫をすることで、激安ながらも高い売り上げを実現してきた。同じアイテムは1店舗で2着までという“売り切れ御免”方式で、より多くのアイテムを店内に置くという方針も、消費者の好みの多様化にマッチしたようだ。ちなみに、しまむらの社風や形態を評して“物流業界のトヨタ”と呼ぶ人もいるほど。数年前から行われている路線転換は、ファッションに限らず「激安」と「超高級」という嗜好の二極化が進む市場で、その中間に位置する「手軽にハイセンスを得たい」層へのアプローチという狙いがあるようだ…。

などなど、しまむらの動きをまとめると、他の業種にも通じるポイントが多々あることがよくわかる。しまむらを知れば、今日のビジネスが見えるといっても、あながち過言ではないかもしれないのだ。


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