いつまでたっても、イマイチわからない!

「年末調整」とか「確定申告」っていったい何をしているの?

2007.11.22 THU



写真提供/時事通信
思わぬ臨時収入というのは、妙にうれしいものだ。この時期でいえば、ボーナスと年末調整だろう。会社員であれば、年末調整の結果、税金が戻ってくることがある。個人なら確定申告がこれに当たる。ただ、給与所得者である会社員であっても確定申告が義務づけられている場合や、確定申告をすれば税金が返ってくる人もいるから注意が必要だ。ここはひとつ、おさらいしておこう。

法人から個人に支払われる給与あるいは報酬からは、あらかじめ源泉徴収という方法で、金額に応じた額の税金(所得税)が引かれている。したがって、毎月わざわざ自分で税金を収める必要がない。企業が税金の支払いを代行してくれているわけだ。

しかし、所得税には各種控除があり、例えば生命保険料や地震保険料などは控除の対象になる。所得税は1年間の所得から、この所得控除を差し引いた残りの金額に対して税率が適用されるため、控除があればその分、税金が安くなるはずだ。そこで給与を支払っている会社が、各従業員の控除の有無に応じて、年末に税額を調整してくれるのが、年末調整。そして、年末調整と同様の作業を自分で行うのが、確定申告だ。

ただ給与所得者であっても、確定申告をしなければいけない人がいる。(1)給与の年収が2000万円を超える人 (2)給与所得や退職所得以外の所得金額の合計が20万円を超える人 (3)給与を2カ所以上からもらっている人などである。

また、確定申告の義務がなくても、マイホームを住宅ローンなどで取得した人や、医療費を10万円以上支払った人は、所得税が還付される可能性があるので、給与所得者でも、確定申告をした方がお得なのだ。

確定申告をするといっても、特に難しいことはない。e-Taxという国税電子申告・納税システムを使えば、書類を郵送したり、平日に税務署に行く手間を省くことができる。払いすぎていないか、今一度、確認されたし。


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