もう深夜にフラリと買い物できない?

コンビニの16時間営業が検討される背景とは?

2008.01.10 THU

先日、日本の温暖化対策を考える環境省、経済産業省の合同審議会で、コンビニを16時間営業にしては? という意見が出た。もし実現したら、夜中のコンビニにお世話になることも多い僕らの生活は、大きな影響を受けるはず。でも、なぜそんな話が浮上してきたのだろう。

「コンビニの深夜営業が温暖化を助長しているという考えにもとづき、16時間営業を主張されている専門家がいます。現時点では国が何か行動を起こしているということではなく、審議会からご提案を頂いている段階です」(環境省・地球温暖化対策課 藤田さん)

この提案に対し、日本フランチャイズチェーン協会は、16時間営業にしてもCO2の削減効果は3~4%にとどまるとの試算結果を審議会に報告し、これに反論。協会が提出した報告書によると、コンビニ全体の排出量は、約300万トンだという。それに対して日本の年間CO2排出量は、約13億トン。となると、コンビニ側が提示した3~4%という数字は、日本が排出するCO2の約0.01%ということになる。この数字を「しか」と捉えるか、「も」と捉えるかは、人によって見方は違うだろう。

それにしても、24時間営業のお店はほかにもあるはず。なぜコンビニだけが標的にされるのだろうか?

「コンビニは全国にあり、その数も多い。国民ひとり一人が環境に気を配るように働きかけるための象徴のようなものだから、こういったお話が出てきたのではないでしょうか。仮に16時間営業化しても、食品を保存するために、冷蔵・冷凍庫はつけておかないといけませんし。とはいえ、消費電力の節約は、室外機を1台でまかなえる機械を導入するなど、これまでどおり力を入れていきます!」(コンビニ関係者談)

と、16時間営業をめぐる攻防はしばらく続きそうだが、こういう議論が出てくるほど、地球環境が危機に瀕しているってことなのかもしれない。


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