キックボクシングに、サバゲー!?

贈りモノじゃなくて“贈りゴト”急伸する体験型ギフトとは?

2008.01.10 THU



撮影/ソウ・エクスペリエンスギフト、熊林組
「最近、体がなまってるみたいだからキックボクシングでもやってきなよ」。そんなことを誕生日なんかに友達や彼女に言われ、体験できるクーポン券を渡されたらどう思いますか。うれしい? このような“体験型ギフト”と呼ばれる新しい贈り物が増えているのをご存じでしょうか。

「贈りモノ、というよりは贈りゴトですね」と話すのは体験型ギフトを提供するソウ・エクスペリエンスギフトの山本一造さん。「体験型ギフトはもともと80年代にイギリスで生まれたもので、彼の地ではプレゼントだけではなく、企業の報奨金にも利用される人気サービスなんです。日本では当社を含め6社ほどが運営していますね」

仕組みは、結婚式の引き出物などに多用されるカタログ型ギフトと同じ。あのカタログのハムやビールが、習い事とか遊びに代わったものだとイメージしてください。陶芸教室やギターレッスン、エステなどおなじみの体験に加え、なかにはキックボクシングやパラセーリング、琵琶演奏など変わりダネまで、贈られた側はやってみたいコトをひとつ選んで体験するというわけ。

「儀礼的なギフトが減り、現在は贈り主の自己表現的なギフトが主流になっていますが、体験型ギフトはさらに『もらった相手が主役になる』。なので体験者が普段の生活では得られないような『刺激や発見があるコト』をテーマにセレクトしています」

実際、カタログを見てるだけでワクワク。

「そのカタログは『自分の可能性リスト』でもあるわけです。眺めるだけでも何に興味があるのか、自身を見つめ直す機会にもなります。ただイギリスでは陶芸なら陶芸だけというバラ売りが主流。贈り主からメッセージ性の強いギフトとして、日本でもバラ売りが活発になれば面白いですね」

つまり冒頭のように運動を勧めたい友達にエクササイズを贈ることもできる。見方によっては罰ゲームっぽいですが、それが友達にとって未知なる自分との出会いになるかもしれませんよ。


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