失恋休暇から社内バーまで…

R25世代がホントにうれしい「福利厚生」って何?

2008.01.31 THU

ひと昔前では企業の福利厚生といえば、社宅や慰安旅行などが一般的。しかし、時代は変わった。失恋すると年齢に応じた日数の休暇が取れるHime&Companyの「失恋休暇」や、社員が夜な夜な集うECナビの「社内バー」など、近ごろはユニークな福利厚生が話題なのだ。

一方、アウトソーシング化も進んでいる。企業が福利厚生メニューの中から好きなサービスを選択できるシステムを「カフェテリアプラン」といい、これを提供するベネフィット・ワンは、ここ3年で会員を約3倍の230万人、約4500社まで伸ばした。代表取締役・白石徳生さんは言う。

「中小企業が集って小額を出し合うことで、スケールメリットにより大企業並みの福利厚生を実現できます。宿泊施設やスポーツクラブ、飲食施設などの利用が人気。今後はワークライフバランスを取るためのサービスに注力する予定です」

また、『戦略的福利厚生』の著者で山梨大学の西久保浩二教授はこう教えてくれた。

「05年度における経団連加盟企業の従業員1人1カ月平均の福利厚生費は10万3722円で、7年連続して過去最高を更新。医療や健康に対する企業の支出はここ10年間で1.5倍に増加しています」

メンタルヘルスケアや育児休暇なども充実する傾向にあるようだ。しかし、僕らの世代が本当にほしい福利厚生はもっと別のものでは? たとえば、長距離通勤が楽になる「特急指定席手当」、服装に関するアドバイスを受けられる「服装コーディネーター」、散らかしっぱなしの部屋を片付けてくれる「代理家事手当」など…。

「バブル期には特急手当もあったようです。服装コーディネーターも面白いし、今は若い人ほど労働時間が長いので家事のアウトソーシングもニーズがありそう。メタボリック対策の食事も提供されればなおいいですね」(西久保さん)

企業のご担当者の皆さん、どうかご検討ください!


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