どうして価格が上下するのか

「債券」の売買ってつまりどういうこと?

2008.02.21 THU



写真提供/AFLO
分不相応にも投資信託を2つ持っている筆者。ひとつはインドの株式ファンドで、もうひとつが途上国の債券ファンド。株式ファンドは、自分が預けた資金を元に、ファンドマネージャーが株を売り買いして、利益をあげるものだとわかるんですが、債券ファンドはいったいどうやって儲けるのか、正直わかっていません(なら買うなよ…)。

そもそも債券って、国や会社の借金(の証書)でしょう? 利息も決まっているし、そんなの売り買いしてなぜ儲かるの?

「債券も株式と同じで債券市場(流通市場)があって、そこでの価格は毎日の市場金利の動きに影響されて上下しているんです」とはオールアバウト「よくわかる経済」ガイドの石原敬子さん。「例えば10年間で1.5%の固定利子が付く債券があったとします。ある日の市場金利が1.4%だとすると、その債券の利率は0.1%良いことになるので市場で高く売れます。逆に市場金利が1.6%だと、利率が低いのでその債券は市場で安く買われるいうわけです」。

金利が大したことないので、国債や社債を買うのは、投資というより預金的に持ち続けるイメージでしたけど、売り買いされているものなんですね。

「値動きが小刻みなので、売り買いしているのは大口の投資家がほとんど。数十億円動かして、数千万円儲けるような取引です。しかも市場を通さない投資家同士の『相対取引』が主流ですね」

ゆえにぼくみたいな小口の投資家は、ファンドにひとくち乗るしかないわけですね。

「例えば、熊山さん(筆者)が持ってる途上国の債券ファンドの場合、一般的に途上国の国債自体の利回りが良いことに加え、その国が発展して円に対する価値が上がることで利益が出る可能性があります。でも途上国だけにリスクも大きいんですけどね」

自分の債券ファンドが購入時より10%以上値下がりしてるのも、円が強いか途上国の経済が不安定だからか。身をもって債券の仕組みを知りました。


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト