宇宙ホテルから宇宙ヨガまで

ロシア連邦宇宙局は撤退でも宇宙旅行ビジネスは花盛り!

2008.02.21 THU



写真提供/ロイター/アフロ
世界的な大富豪を相手に、宇宙旅行ツアーを企画・運営してきたロシア連邦宇宙局。これまでに5人のミリオネアが、大気圏外へ旅立ち、1週間の国際宇宙ステーション(ISS)滞在などを楽しんできました。

ところが同局は、2009年以降の旅行を中止すると発表。ISSの定員オーバーと、旅行費用の上昇を撤退の理由に挙げています。でも後者に関しては料金を値上げすれば済む話なのでは!? 大富豪のみなさんには数億円ぐらい、はした金だろうし…。

「定員オーバーという理由は、ありえます。ただし、他国の宇宙飛行士の間からは“一般人”がISSに滞在することについて、安全面を心配する声も挙がっていたようです」(宇宙観光アドバイザーの箱田雅彦氏)

ISSは、ロシアだけでなく、アメリカや欧州、日本など各国が共同で建設を進めている施設だけに、独自のビジネスはやりづらかったということなのかも。

とはいえ、ロシア政府が撤退しても、民間企業は、ここ数年の間に次々と宇宙旅行ビジネスに乗り出しています。

「ヴァージン・ギャラクティック、amazon.comのCEOジェフ・ベゾスが設立したブルーオリジンなどの宇宙旅行会社や、アメリカのホテル王による宇宙ホテル会社もあります。IT関連で財を成した人が進出している例が多いですね」(同氏)

そういえば、ライブドア創業者のあの方も、宇宙ビジネスにいたくご執心でした。

ところで、ボクらが生きている間に宇宙旅行に行ける可能性は?

「各社の価格競争も熾烈で、ここ10~20年のうちに500万円以下で宇宙旅行ができるようになると予測されています。宇宙から地球を見れば、本当の意味で国を越えた感覚を持てるようになる気がします。そうすれば、環境問題などの国際的な問題もよりうまく解決できるかもしれません」(同)

うーん、500万円。微妙に現実的な数字なだけに、かえってハードルが高い気がしてきました…。


関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト