独立開業にうってつけ…か?

オフィス街のキッチンカーは誰がどうやって出店してるの?

2008.03.06 THU

人があふれるランチタイム。手ごろな店は満席だし、お弁当も飽きちゃったなんて日に見かけるとつい利用しちゃうのが、移動販売のキッチンカー。独立心旺盛な若者が挑戦するビジネスという印象があるけど、実際どうやって出店してるんだろう?

オフィス街の一角に多くのキッチンカーを集める「ネオ屋台村」の企画・運営元、ワークストア・トウキョウドウの石澤正芳氏に聞いてみました。

「手軽に独立できそうな商売として移動販売に目を付ける人は多いんですが現実は厳しいですよ。確かにコスト面では安く開業できます。中古のワンボックスを改造したキッチンカーは、大体100~300万円くらいで買えますね」

それなら出店費用としては、かなり安い方ですよね。

「ただし、公道上で営業しているキッチンカーは道路交通法的に極めてグレーな存在なんです。私的な商売に警察の道路使用許可はまずおりませんから、ゲリラ営業になりがちです。当然、警察の取り締まりを受けることもあります」

なんとびっくり。許可を取ってるわけじゃないんですね。

「基本的に、我々移動販売ってズルい商売なんですよ。地代も負担せず勝手にやって来て、地域のお客さん相手に販売しちゃうワケですから。目立ちすぎれば周辺のお店からクレームが来るし、同業者が集まればナワバリ争いみたいな話にもなります」

街から街へ気軽そうに見えるけど、その分だけリスクがあるワケですね。

「なので、ネオ屋台村はビルなどの私有地の一角を借りて、その地域全体を活性化させることをコンセプトに営業しています。味やサービスの質ももちろん重要ですが、地域とWIN2の関係を築けないと、移動販売を続けるのは難しいんですよ」

うーん、やっぱり世の中甘くない。でも車ひとつの自由な商売、男ならちょっぴり憧れちゃいますけどね。


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