古来からの日本文化にヒントが?

仕事中の睡魔に打ち勝つ方法ってある?

2008.04.04 FRI


おやつや、おめざで寝覚めが良くなるなら、もしかして糖分がそもそも眠気に効果的? と思って砂糖を科学する会さんに問い合わせてみましたが、明確な根拠はないとのことでした 撮影/熊林組
春のポカポカ陽気に誘われて、相変わらず眠いですな! 特に会議中とか、社用車の運転中とか、寝ちゃいけない時に限って、とてつもない睡魔に襲われます。

ズバリどうすれば睡魔に打ち勝てるのか、睡眠のメカニズムに詳しい財団法人神経研究所の駒田陽子先生にうかがいました。

「まずは、その眠さがどういう種類のものなのかを知る必要があります。会議やプレゼンで司会進行を務めなくてはいけない、それなのに寝てしまいそうなら、相当睡眠が足りていない証拠です。日頃の生活習慣を見直して、もう少し睡眠時間を確保することが大切です」

も、元も子もない(笑)! では、睡眠不足じゃなくても、会議を聞いたり運転してたりして眠くなるのは普通?

「そうですね。人間にはサーカディアンリズムという、およそ24時間の覚醒・睡眠などの生理現象周期があるのは有名ですが、実はサーカセミディアンリズムといって、およそ半日の周期もあることがわかっています。ということは、どんなに健康な方でも、だいたい午後2時くらいに小さな眠気が訪れるものなんですよ」

あの昼下がりの眠さは、ランチによる満腹感だけが理由じゃなかったんだ。ではでは、その眠気はどうすれば解消できますか?

「どれも一時的な対処方法ですが、カフェインを摂る、ガムを噛む、冷たい風をあびる、顔を洗う、周囲を明るくする、体を動かす、などがありますね。実はおやつも効果的なんですよ」

お・や・つって、3時のおやつ?

「ええ。おやつの語源は八つ時。つまり午後2時頃にお茶うけを食べてアゴを動かし、お茶でカフェインを摂って、それで眠気をやりすごす、昔ながらの習慣なんですよ。職人さんなんかですと、本当はおやつの後に少しお昼寝するんですけどね。カフェインは摂取した後、20分後くらいから効いてきますので、ちょっと仮眠した方が寝覚めも良く、すぐ仕事ができるんですよ」

そういえば、一部の地方には朝の寝覚めに甘味を食べる、おめざっていう習慣もありますものね。ともあれ、眠いのを我慢するのはミスや事故の元。できればしっかりとした睡眠を取りたいものですね。

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト