ビジネス・シーンで意外な威力を発揮!

社会人なら知っておきたい挨拶状の基礎知識

2008.05.15 THU

きっかけは、近く独立するという知人から届いた一枚の縦書きの挨拶状。挨拶の後、行変えして本題が始まるところ、「さて私こと」というその文が、ずっと下の、ほとんど行末から始まっていました。そういえばこういう書き方の挨拶状、ときどき見かける気はするけど。これって基本マナー? 『品格のビジネス・マナー』(講談社)の著書もあるコミュニケーション・インストラクターの浦野啓子先生、教えてください!

「『さて私こと』や『私義』で始まる文を行の下のほうから書き始めるのは、自分のことを遜って記しているからです」

知らなかったよ、今まで。知ってないとヤバい基本マナー、このほかにもありますか?

「まず、転任や転職の通知でもお礼状でも、すぐに出すこと。挨拶が遅れるのは非礼に当たります。それから、葉書よりは封書、年上の方に出すなら書式は縦書きが理想。できれば手書きで。特に、お見舞い状や弔慰状で印刷を使うのは、あらかじめ用意していた感じがするので厳禁です」(同)

eメール全盛の昨今だからこそ、あえて書面で出す手書きの挨拶状ってかなりポイント稼げそうです。でも、いざ書こうと思うと、文頭の挨拶の言葉が思いつきそうになくてメゲそうなんですけど。

「『時下益々』とか『○○の候』とかですよね。手紙を書くのに精いっぱいなら無理して書く必要はありません。ビジネス・マナーの基本はあくまで機能性。型にとらわれて真意が伝わらなければ意味がありませんから」(同)

型にとらわれ過ぎず、応用して、自分らしい形にするのがコツなのだとか。

「文章の書き方だけではなく、手紙の折り方、便箋の選び方、全てに相手に対する気持ちがこもっていれば、受け取る方は封を開けたときからわくわくしますよね。挨拶状は、ひとつの作品なんです」(同)

挨拶状=自己表現のツール、と考えれば、出すのが億劫じゃなくなりそう。さっそくトライしてみる!?


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