美少女と暮らすセカンドライフ!?

仮想空間「ai sp@ce」が今夏オープン 果たしてその勝算は?

2008.05.23 FRI


キャラドルとは、ユーザーが扮するアバターとともに生活する、舞台上の美少女キャラクターたちのこと。舞台である「島」をユーザーが創って追加することもできるため、ユーザーの巡回先に終わりがない点も、広がりを期待させる(※画面は開発中のものです) (C)ai sp@ce製作委員会
美少女ゲームのキャラクターとオンライン上で生活をともにできる、3D生活空間サービス『ai sp@ce』が今夏オープンする。

仮想空間でアバターを操るサービスでは『セカンドライフ』が有名だが、『ai sp@ce』では秋葉原をモチーフとした「アキハバラ島(仮)」を舞台に、『CLANNAD』『SHUFFLE!』『D.C.Ⅱ~ダ・カーポⅡ~』といったゲームの美少女キャラが「キャラドル」として登場し、各作品の世界観も再現されるという。

フリークには夢のような世界観。だが、『ai sp@ce』の売りは萌えだけではない。運営元である「ai sp@ce製作委員会」の一員・ドワンゴは、ニコニコ動画(SP1)を運営するニワンゴの親会社。同社がニコニコ動画で培ったノウハウが、サービス内で存分に発揮されているという。

「ユーザーがキャラドルを使って、劇やアドベンチャーゲームなどのユーザークリエイテッドコンテンツ(UCC)を作ることができ、それをニコニコ動画にアップできます。つまり、創作の場とそれを表現する場を兼ね備え、運営側のイベントだけでなくユーザー同士でコンテンツを作って盛り上がれるわけです。これはニコニコ動画的な発想ですね」(ai sp@ce製作委員会・伴龍一郎さん)

『ai sp@ce』のサービス開始を後押ししたのは、美少女ゲームのキャラで3Dワールドを展開したいというゲーム関係者の声。それに加えて、モバイルサービス専門だったドワンゴがニコニコ動画を軌道に乗せたことを受け、PCからの集客およびシナジー(相乗効果)を期待して構想されたという経緯がある。

「たとえば、セカンドライフでは何をすればいいのか目的を設定しづらく、また、ユーザーの属性や国籍がバラバラでコミュニケーションをとりづらい一面がありました。その点『ai sp@ce』では、同じゲームのファン同士なので最初から共有体験を持っています。これは他の類似サービスとは根本的に異なる、成功のための大きなファクターと考えています」(同)

確かに、美少女ゲームキャラは積極的にメディアミックス展開される素材だけに、ユーザー同士は話題に事欠かないという側面もありそうだ。

今後は開発中の機能紹介など、ニコニコ動画を利用したプロモーションも予定しているという。折しも、秋葉原の路上活動に厳しい監視の目が注がれつつある昨今。オンライン上に出現するもうひとつのアキバに、いっそう期待が高まるのかも!?

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