映画以外のコンテンツを続々上映!?

映画館の概念を覆すシネコンの新ビジネス

2008.10.02 THU


1つの映画館内に複数のスクリーンを持つシネコン。急速に増え続けた結果、飽和状態を迎えたシネコンが今、新ビジネスを打ち出しているらしい。全国15カ所のシネコンを運営するティ・ジョイの井川洋一さんに詳しく聞きました!

「1998年~2000年ごろからシネコンは一気に増加しましたが、映画館に足を運ぶ人の数は横ばいで、収益は頭打ち状態。そこで、サッカーや野球などの生中継、アーティストのライヴ映像や演劇を高画質収録するなど、映画以外のコンテンツで集客率を上げる試みを始めたんです」

確かに、スポーツ観戦やライヴ映像を大画面&大音響で観られたら楽しそう! 9月に新宿バルト9で中継した2010FIFAワールドカップアジア最終予選は、深夜3時半開始にもかかわらず大盛況。Queenのライヴ映像を上映したときも満席だったそう。映画館では異例の立ち見鑑賞も、この時ばかりは解禁に。

「今までの映画館はフィルム用の映写機のみでしたが、最近は、映像をオンライン上で送受信し上映するデジタル映写機の導入が進んでいます。その結果、衛星配信による映像の生中継が可能になりました」(同)

今後は、既成概念にとらわれず何にでも挑戦したいという言葉を受け、『R25』からも企画を提案してみることに。

複数のスクリーンで多数のアーティストのライヴを流す音楽フェスを開催しては?

「おもしろそうですね。ただ、出演者の決定に時間がかかるので、すぐ実現するのは難しいかもしれませんが(笑)」(同)

じゃあ、犯人、被害者、警官など1つの映画に登場する人物それぞれを主人公にした作品を各スクリーンで上映し、すべて見終わると謎が解けるミステリー巨編は?

「いいですね! シネコン側も映画館限定の連続ドラマや独自の作品を制作する予定なので、実現するかもしれません」(同)

進化する映画館。新しい遊び場となる日も近い!?


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