どうしてそんなにスゴいのか…

スウェーデン発アパレルブランド「H&M」ヒットの秘密

2008.10.23 THU



写真提供/時事通信社
先月、スウェーデンのアパレルブランド、H&Mがついに日本に上陸した。日本における初店舗である銀座店のオープン初日には、約5000人以上もの長蛇の列ができたそうだ。今なお、行列が絶えないというから驚く。 

手ごろな価格で品質の良い衣料を提供するといった業態のアパレルブランドは、ユニクロやGAPが代表格だろう。H&Mもその基本ラインは変わらないが、ビジネスモデルに違いがあるようだ。その特徴をH&Mプレスのアントンさんに聞いた。

「H&Mは、とにかくアイテムの種類が多いんです。少ロットで生産して短期間に売り切るハイファッションな商品もあれば、ベーシックな商品もシーズンごとにデザインを変える。毎日、新しい商品が入って、常に新鮮であることを意識してますね」

これは、比較的ベーシックな商品を安定して供給する傾向が強いユニクロやGAPと違う点だろう。97年から日本で展開しているスペインの人気ブランド、ZARAに近い業態といわれている。ただ、ブランディングに関していえば、H&Mは一歩リードしているといえるのではないだろうか。いち早くフェンディ、シャネルなどで活躍する世界的デザイナー、カール・ラガーフェルドやマドンナなどの著名アーティストとコラボレートし、いずれも大成功を収めている。

「日本では、11月オープンの原宿店において、コム デ ギャルソンの川久保玲さんとのコラボレーションをスタートします。お互いのビジネスモデルをある程度リスペクトしていないとできないことなので、光栄に思います。ただ、デザインと価格は必ずしも比例するものではないと考えています。ファッショナブルな商品を、クオリティに見合った最良の価格で提供する。これがH&Mのコンセプトです」(同) 

H&Mでは、行列は話題性が先行しているだけで、本当の人気とは判断していないという。それより、気軽に入れるお店として日本に定着したいのことなので、落ちついたころに足を運んでみては?


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