もはや対岸の火事ではないのかも

ボクらの職場は大丈夫!?会社の倒産は予知できるのか

2008.10.23 THU



写真提供/APImages
人目をはばかるように、段ボールを抱えた人の群れ。まだ記憶に新しいリーマン・ブラザーズの倒産。先月、松本引越センターも倒産を発表したけれど、景気回復も滞っているしもしや明日はわが身? と考えて、ゾッ!でも、そもそも倒産ってどういう状態?会計士の山田真哉さんに聞いてみました。

「もともと倒産という言葉自体は、企業情報のリサーチ会社、東京商工リサーチの造語。借金が返せなくなった、給与が支払えなくなったなど、企業のお金が回らなくなった状態を指します。ただし、倒産=消滅ではありません。倒産には会社を消滅、解体させる清算型倒産と、借金をある程度踏み倒して会社を立て直す再建型倒産があります。吉野家やそごうは、一度倒産した後に再建していますよね」

そういえば、確かに! ちなみに、リーマン・ブラザーズは清算型倒産、松本引越センターは再建型倒産。つまり、前者は消滅し、後者は立て直しを図っているわけだ。もしかして将来うちの会社もなんて不吉な想像を打ち消しつつ、100%倒産しないって保証はない! 早めに自社の倒産を察知する方法はないんですか、山田さん!

「まず、『うちの会社は売り上げがあるから大丈夫』なんて思わないことですね。売り上げがありながら倒産してしまう黒字倒産も珍しくありませんから。それより、社長や上司が業務そっちのけで銀行や取引先を回っていたら、9割方ヤバイと思っていいでしょう。これは、会社が回りそうにないため、金策に奔走している証拠。察知したら、身の振り方を考えた方がいいかも」(同)

ほかに、財務や経理などお金を扱う職務の人が続々辞めていく、いままでの取引先とうまくいかなくなったため新規の会社や銀行との取引が増えるなども会社のお金が回っていない証拠だとか。

万が一、倒産した際の対処法は別表で。にしても、これからは社長の生え際だけでなく仕事っぷりもちゃんとチェックしなくてはいけませんな。


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