2016年五輪開催地決定まであと1年!

TOKYO招致の勝算は?五輪招致レースの最前線

2008.12.04 THU

北京五輪目前の今年6月、国際オリンピック委員会(以下IOC)で2016年の五輪開催地・第一次選考が行われていたのを憶えているだろうか? 8年も先のことを、もう話し合っているの!? と思うが、2016年の開催地は、来年10月に決定してしまうのだ!

厳しい選考を勝ち抜いているのは、われらが東京をはじめ、シカゴ、マドリード、リオデジャネイロの4都市。来年10月2日のIOC総会で、委員100人の投票によって開催地が決まるのだとか。では、目下の下馬評はどうなっているのか? スポーツジャーナリストの玉木正之氏に伺った。

「候補地4都市の中で、一歩リードしているのが東京。一次選考の時点で、警備態勢環境など4項目で高評価を得て、トップ通過を果たしました」

しかし、レースは、これからが正念場だという。各国の招致委員は世界中を飛び回って、候補都市のアピール合戦を繰り広げている。でも何をアピールしているの? 

「設備や、環境の良さはもちろんですが、接戦になりやすい最終投票では、委員の好みや、都市の持つイメージが決定打になることも。ですから、築地の市場や秋葉原など、独特の文化を紹介することも重要なイメージアップ戦略です」と玉木氏。

私たちの見えないところで繰り広げられていた招致合戦。そのせいか周囲ではイマイチ盛り上がっていないような。

「最後に委員の心を動かすのは市民です。IOCは来年4月14日から1週間、調査団を各都市に派遣して、競技会場予定地などを視察します。その前後には覆面意識調査も行われる予定で五輪歓迎ムードが低ければ、選考に影響を与え、逆に世論の後押しで勝利を引き寄せることも可能です」(同)

最後に招致の成否を分けるのは、私たち一般市民なのか。そう思うと、五輪招致が他人事でなくなった気がするのは、私だけ?もし「五輪をどう思う?」なんて意識調査が来たら、とりあえず「賛成!」と言っておこうっと。


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