往復2万円で豪州に行けちゃう!?

格安航空会社はどうして激安運賃で空を飛べるの?

2008.12.18 THU



写真提供/時事通信社
今月から東京への就航を開始したジェットスター航空の航空運賃を聞いて、ぶったまげた。成田~オーストラリア・ケアンズ間が、な、なんと2万円(12月11日現在)。しかも往復の値段でだ。キャンペーン料金とはいえ、利益が出るの? と余計な心配をしてしまうほどの安さ。しかし世界を見渡せば、低価格を売りにした航空会社は珍しくなく、ローコストキャリアと呼ばれて親しまれているという。でも、どうやって激安価格を実現しているのか。世界の航空事情に詳しい航空ジャーナリストの秋本俊二さんに話を聞いた。

「例えばジェットスター航空の場合、通常は運賃に含まれる機内食やビデオ上映など多くの機内サービスが有料のオプションになっています。無料で行うサービスを最小限にすることでコストを削減し低価格を実現しているわけです」

また、機内サービスの有料化はほんの一例で、各ローコストキャリアは様々な方法でコストを削減しているという。

「使用する機体を1機種に絞ることで整備などにかかるコストを削減している会社も多いですね。機種を限定すると、様々なパイロットを雇わなくても済むというメリットもあります。パイロットのライセンスというのは、機種ごとに違うんです。それからターミナルビルに入居せず、近くにプレハブみたいな簡素な専用ターミナルを作ってビル使用料を節約したり、客室乗務員が機内清掃を行うことで清掃コストを削減しているところもありますよ」(同)

圧倒的な低価格は企業努力の賜物なのだ。でも、安すぎるとかえって安全面で不安を感じてしまうのは、僕だけ?

「その点は大丈夫ですよ。価格が安いからといって安全性に問題があるなんてことはありえません。航空会社にとって安全の確保は聖域。危険な飛行機になんて誰も乗りませんから」(同)

というわけで、話題のローコストキャリア。とにかく旅費を安くしたいという方には、おすすめです!


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