新社会人諸君、失敗から学べ!

第1回 “すべらない”自己紹介を会得したい

2009.02.23 MON

新社会人諸君、失敗から学べ!


イラスト/コットンズ 上司や先輩がどんな反応を示すかは未知の世界。そのリスクを背負ってまでギャグやモノマネで攻めていくか決めるのは、あなたの力量次第です。先輩の中には同じような失敗をした人も少なくないのでは?

最初の“3秒間”がキモ!?「第一印象」って何で決まるの?



社会に出て、まず新人が経験する難題が、職場や仕事で出会う諸先輩方への自己紹介。学生のころ、友達相手にサラっとしたのとはワケが違う。なにせ相手は上司や先輩なんだから! とここで気合を入れすぎると、「ウケを狙いすぎて大すべりした」なんて、目も当てられない状況になってしまうので、気をつけたいところです。

というわけで、まぎれもなく新社会人として重要なステップとなる第一印象。コレは3秒で決まるって聞いたことあるんですが、実際のところ本当なのか? 『たった3秒で相手の心を掴むコミュニケーション術』などの講演で人気の「フィニッシングスクール美プロデュース」の倉千鶴さんに話を聞きました。

「確かに第一印象はたった3秒で決まってしまいます。しかし第一印象だけではなく、第四印象まであるんですよ。それでもトータル9秒といわれていますけどね」

おぉ、そんなに早いんですか!? しかも、第一印象どころか、第四印象って!? いったい何が見られているんですか?

「第一印象では見た目と表情、そして挨拶といわれています。第二印象が動作、態度。第三印象が話し方。第四印象が話の内容。つまり第一印象の3秒で相手の心をつかむには、まずは挨拶。明るく元気よく、礼儀正しい挨拶をすることが重要ですね。そして表情はもちろん笑顔で!」(同)

元気な挨拶と親しみやすい笑顔は最強の武器ってわけですね! それでもやっぱり最初は緊張で声も表情も固くなってしまうかもしれません。新人にはなかなか難しい。では、それをフォローするために、身だしなみなどで好印象を与えるポイントってありますか?

「身だしなみはとにかく清潔感があること! 髪型は企業や業界にもよりますが、お辞儀をして戻った時に、顔にかからない状態が理想。スーツはサイズの合わないものは絶対ダメ! 服に着られてる感が出てしまって、頼りなく見えてしまいますからね」(同)

確かにビシッとスーツを着こなしてる人ってカッコイイです! 袖とか肩とか、スーツはジャストサイズに直さなきゃダメってことですね。それなら専門知識のない僕でもなんとかなりそうです。

「大事なことはキビキビ・ニコニコ・ハキハキ。これを心がけていれば良い印象を与えられると思いますよ。社内に新鮮な風を吹き込むというのが、新入社員に与えられた最初のミッションだと思います。明るく元気の良い風が入ってくれば、周りも活性化されますよね」(同)

気の持ちようで第一印象も決まると。倉さんいわく「憧れのビジョンを描いて、それに近づくよう演じることも大事」なんだとか。第一印象についての不安で悩むヒマがあったら、どんな人がカッコイイのかを考える方が好印象を与える近道ってことですね。
イラスト/コットンズ 例えば同じ職場に“メガネ”が3人いた場合、メガネの色や形を特徴とするのもあり。ほかにもネクタイの柄をストライプで統一する、シャツは必ずボタンダウンにするなどの特徴で印象付けるのもOK!

新社会人が心得ておきたい “すべらない”自己紹介のポイントとは?



社会人の第一歩自己紹介を成功させるには、やはりキビキビ・ニコニコ・ハキハキを心がけることが大事になってきます。

その意気で第一印象はクリアしたとして、さて実際に自己紹介する時がきました! という場合、一体何をどうしたらいいものか。やっぱりココはウケを狙いにいくべきですか? 『たった3秒で相手の心を掴むコミュニケーション術』などの講演で人気の「フィニッシングスクール美プロデュース」の倉千鶴さん、教えてください!

「自己紹介でのタブーは、ウケを狙うこと(笑)。印象付けようとしてウケを狙う人も多いですが、社会人としてはダメですね。最初の自己紹介は好感を持ってもらえるように、きちんとした挨拶をすることが大事なんです。礼儀正しい人に反感を感じる人はそういませんしね」

学生時代の軽~いノリではいけないのか。やっぱり整った言葉遣いでしゃべるべきなんですね。でも、それだと慣れないから緊張してしまいます。

「ゆっくり・はっきり・明るい声で話す。これを意識することが重要です。第一声で早口になったり、変な声が出たりすると、さらに緊張してしまいますから、まずは心を落ち着かせてから話し始めましょう」(同)

では、具体的に覚えてもらいやすい自己紹介の方法ってありますか?

「名前の漢字を伝えることです。例えば有竹さんなら有竹と申します。有名人の『有』に松竹梅の『竹』と書きますという感じで。絵や文字になると頭の中でイメージしやすく、覚えてもらいやすいんですよ。ほかにもメガネの○○ですとかタレントの○○に似てますなど、自分の特徴を示すのも手ですね。自己紹介の目的は名前を覚えてもらうこと。名前と自分の特徴をうまくリンクさせることが覚えてもらう近道ですね」(同)

なるほど。名前の漢字を自己紹介に取り入れるなんて当たり前すぎて盲点でした! 名前こそ自分の一番の特徴ですもんね。ちなみに名刺にも漢字を視覚に訴えるという効果があるとか。でも、あまり印象付けるのを意識しすぎると、ウケ狙いになりかねないかも。

「自己紹介の目的がウケを狙うことにならなければOKです。笑顔や笑いが多少出ることで空気もやわらかくなりますよね。自分もリラックスしますし。自分が笑顔になって笑顔を誘発する、そんなイメージでいけば大丈夫!」(同)

自分のキャラクターを売るのではなく、自分の名前を相手の印象に残すことが大事なんですね。逆に堅苦しく小難しくいけばイイってわけでもない、あんまり考えすぎてもダメなのかも。

とりあえず自分の特徴探しと、礼儀正しい言葉遣いの習得に励みますか!! 初めまして、わたくしの名前はR22と申します。
ROOKIEのRに、夫婦の日=22日の22と書きます。

改めまして自己紹介してみました。
調査の成果はいかに!?
その判断はコレを見ているあなたに委ねます。

今回調査してみてわかったのは
ガチガチに固まった型どおりの自己紹介をするよりも、
とにかく明るく元気に挨拶する方がイイってこと。
もちろん先輩のようにウケを狙うのは論外でした(笑)。

僕と同じく新社会人ならではの
悩みを抱えている方にとって、
少しでも参考になればうれしいのですが、いかがでしょうか?

そして先輩の皆さん、「俺も新人時代、こんな失敗したよ」など、
笑いあり涙ありの失敗談がありましたら、
どしどしご応募ください!

それでは、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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