泡盛、しょうゆ、イノシシ檻まで…

“タコつぼ”人気で応募殺到!ご当地「オーナー制度」最前線

2009.08.06 THU



写真提供/江井ヶ島漁業協同組合
男たるもの一度は何かのオーナーになってみたいと夢見るもの。そんな夢をかなえてくれるサービスが、兵庫県明石市にあるという。その名もズバリタコつぼオーナー。た、タコつぼ? 一体どんなサービスなの?

「タコつぼオーナー制度は、出資者の方に1口5250円でタコつぼを4回引き揚げる期間のオーナーになってもらい、そのつぼに入ったタコを産地から直接オーナーの方にお送りするというサービスです。タコが入らなかった方には、そのタコつぼをお送りしています。こういった企画をすることで、江井ヶ島を有名にしようと始めました」(江井ヶ島漁業協同組合)

漁師さんにとっては、手堅い収入が見込めることもメリットのひとつだとか。

さらに調べてみると、ほかにも面白いオーナー制度は数多くあり、泡盛や乳牛、バナナや巨大イノシシを捕獲するための檻なんてものも(下表参照)。こういったオーナー制度を仕掛ける側には、どんな狙いがあるのだろう? オーナー制度の情報を提供するサイト「レッツ エンジョイ オーナー」の大須賀哲司さんに聞いた。

「生産者の方にとっては、新しい販売ルートが確保できるというメリットがあります。特に農作物の場合、出荷の際に厳しい基準があり、味は変わらなくても、少し小さかったり、形が悪いと商品になりません。しかしオーナー制度では、果物ならその木になった果実すべてを対象にしていることが多いので、少し見た目が悪いものがあっても商品価値を持ちます。さらに、オーナー自らが農作物を収穫できるものも多く、高齢の生産者にとっては収穫を手伝いに来てくれるだけでも助かるんですよ」

消費者にとっては、収穫の楽しみや獲物が手に入るかのドキドキを楽しめるのもメリット。いわゆる投資ではなく体験型産直通販といった感じでオーナー制度を利用する人が多いのだとか。何かのオーナーになって、自分だけの収穫物を手に入れるのも楽しいかも?


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