会員になるとお得な特典イッパイ!

スーパー、福利厚生、通販etc.会員制サービス増加のワケ

2009.10.01 THU



写真提供/GILT
有料会員証がなければ買い物はおろか、入店もできない激安会員制スーパー「コストコ」。有料会員になると、タダで旅館に泊まれて、さらに109円もらえるキャンペーンに応募できる宿泊予約サイト「トクー!トラベル」。そして、会費を支払えば、個人でも大企業のような福利厚生サービスが受けられる「ナープクラブ」などなど。ここ数年、様々な会員制サービスが登場してきている。会員制ビジネスに詳しい船井総合研究所の中野靖識さんはその背景をこう語る。

「現代では、かつてのように大量にCMを流し、不特定多数を相手にするようなビジネスは難しくなってきています。消費者は、より自分に合った・自分だけの情報や商品を欲しがっていますから、企業としてはできるだけターゲットを絞って商品を売りたい。なので、個人の年齢や性別、趣味・嗜好の情報を手に入れ消費者を囲い込み、その人たちに商品を売るために会員制にする企業が増えているんです」

マーケットを絞りこむための個人情報を手に入れ、属性や趣味・嗜好に応じて狙い撃ちしようというわけか。会費を取ることで、毎月決まった収入が計算できるのも企業にとってはメリットになるそう。先にあげた有料サービスの他にも、厳格な入会審査のある富裕層向けウェブマガジン&SNS「NILEport」や、会員の紹介が必要な招待会員制通販サイト「GILT」なども会員数を伸ばしているとか。

「当サイトでは、高級ブランド品を最大70%オフで購入することができますが、招待会員制にすることでプレミア感を演出し、サイトや顧客ブランドのブランド価値を守っています。セールの開催期間も限定し、サイトのクオリティの高さを保つことでブランド正規品を特別価格で提供できるのです」(GILT・渡邉卓也さん)

ボクらはモノを安く買えたり、お得なサービスを受けられるし、企業は効率よく商売ができる。会員制ビジネスはどちらにとってもお得なのかも。


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