“2ちゃん”発の映画は他人事じゃない!

転職前におさえておきたい!「ブラック会社」の見分け方

2009.11.05 THU

2ちゃんねるの書き込みから大反響を呼び書籍化された、IT企業で働く元ニート男性の奮闘記『ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない』が11月21日より映画となってスクリーンに登場する。

ブラック会社とは、いじめや不倫が横行し、過酷な労働条件で社員をこき使う悪徳企業のこと。詳細は映画を観てもらうとして、今回は誤ってそんな会社に転職しないよう、『ブラック企業とシュガー社員』の著者で、田北社会保険労務士事務所の田北百樹子所長に見分け方を聞いてみた。

「まず求人票で気をつけたいのは、給与20万~50万円というような報酬の振り幅が大きい会社。能力次第とはいえ、入社してすぐ高い給与がもらえるシステムそのものを疑うべきですね。また、法人なら加入義務がある社会保険制度がない、または入社当初は加入できないという場合や、募集と違う職種を勧めるなど、会社都合が優先されている企業もブラックの可能性があります。次に、面接など会社を訪れた際にチェックしたいのがトイレの汚れ具合。社長室や応接室だけがやたらと豪華な企業も注意が必要です。見栄えだけを気にして、社員に気持ち良く働いてもらおうという意欲がない風土の会社かもしれません」

もし不幸にもブラック会社に転職してしまった場合、厚生労働省では労働基準監督機関において法令違反の申し立てを受け付けている。この申告で内部告発者が不利益を被った場合には「公益通報者保護法」で保護するなど二段構えのサポート体制だ。

「とはいえ告発者は居づらくなるのが実情です。そこで前段階としてキレてみる。とても勇気がいる行為ですが、経営者に改善案を直談判してみてはいかがでしょう。『この会社が好きで頑張りたいと思っているが、現状の環境では厳しい』と声を大にして言うことが大切だと思います」(同)

かなりハードルが高そうですが、功を奏せば一気に出世コースに乗れるかも!? さて、あなたならどうする?


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