うっかり本音がこぼれてしまう…後悔の声続々

愚痴、アピール過剰…転職者の約4割「面接で失言」

2016.05.23 MON

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正直な気持ちを面接官に伝えることが、必ずしも正しいとは限らない 写真:xiangtao / PIXTA(ピクスタ)
面接官との数十分のやり取りが、その後の人生を大きく左右する転職活動。転職マニュアルを読んで準備したにもかかわらず、緊張しすぎて本番でポロリと失言…なんて経験をしたことがある人も少なくないのでは? 転職を経験したことのある20~30代会社員男女各100人に尋ねた。(R25調べ・調査協力:アイリサーチ)

■転職面接で失言したことある?
・ある 41.5%
・ない 58.5%

転職経験者の約6割は面接をそつなくこなしている模様だが、5人に2人は思わぬ一言で後悔していると回答。男女別に見てみると、男性で「ある」と答えた人が37.0%だったのに対し、女性は46.0%と高めの結果に。具体的な失言の内容も教えてもらった。

〈前職の愚痴〉
「離職理由を正直に答えたこと」(28歳・女性)
「必要以上に、前の職場が大変だったことを言ってしまった」(女性・32歳)
「現職の不満をついつい言ってしまった」(32歳・男性)
「前の会社の批判」(37歳・男性)

〈自己アピールの失敗〉
「終始、自分を卑下する発言ばかりしてしまった」(24歳・女性)
「やりたいことは?との質問に、あれもこれもやりたいと答えてしまった」(36歳・男性)
「自分はできるような発言!!」(37歳・男性)

〈給与に関する質問〉
「給料アップの件について詳しく聞いてしまったこと」(30歳・女性)
「給与アップを試みた」(36歳・男性)
「給与はいくらですか?」(39歳・男性)

男女とも目立ったのは、「前職」に関する失言。続いて面接の定番である「自己アピール」に関しては、自信の無さを強調するのはもちろん、自信あり過ぎる発言も“難あり”と自己分析した様子。本来、転職活動では尋ねるべき「給与」の質問に関しても後悔の声が多数。より良い仕事を求めて転職を志す人がほとんどだろうが、正直な理由や要求ほどオブラートに包んで伝える話術が必要なのかも…。

このほか、「外資系の会社の面接時に、アメリカ人の面接官に対し、アメリカ文学が嫌いと言ってしまった」(32歳・女性)、「社長がアンチ巨人なのに、巨人ファンと答えてしまった」(39歳・男性)などの失言も。嗜好がそれぞれ違うのは当然だけど“否定”から入るのは避けた方がよいだろう。

失言に気づいたきっかけを尋ねてみると、「面接官の表情が険しくなったから」(29歳・女性)、「口では『大丈夫ですよ、皆さんそうですから』と言っていたけれど、苦笑い?」(32歳・女性)など面接官の表情の変化を挙げる人や、「面接官が少し沈黙したので」(32歳・女性)、「長い間ができてしまったため」(38歳・男性)と、コミュニケーションの“途切れ”を挙げる人が多かった。

いずれも苦~い経験だが、修羅場を潜り抜けてきた先輩たちのリアルな意見。転職活動中の人は同じ轍を踏まぬよう、今後の面接に臨んでもらいたい。

(藤あまね)

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