“高学歴”が通用するのは○歳まで…

職歴はもちろんだけど…転職で「学歴」は重視される?

2016.05.31 TUE

給料?やりがい?30男キャリア相談所


「転職は“職に就く”意識で、自分の強みやできる仕事など、スキルの棚卸しから始めるのをオススメします」(谷所さん) 写真/PIXTA
新卒の就活時には、公ではないにしても「学歴」が採用に影響することもあるという。では、転職時には学歴は武器としてどれぐらい通用するのだろうか?

「法律や研究職など、大学・大学院で学んだことが直接生かせる職業なら、年齢を重ねても学歴が評価される可能性はあります。でも、一般的な転職で学歴の“効果”が期待できるのは25歳までです」

こう話すのは、キャリアアドバイザーの谷所健一郎さん。25歳がターニングポイントとなる理由とは…。

「25歳以下の場合、転職市場では第2新卒扱い。実務経験で差がつきにくいので、“ポテンシャル”が重視されることはあります。その際に学歴は1つの判断材料となります。逆に25歳を超えて、ましてや30代ともなれば、ある程度の職務経験があるのは当たり前。学歴を武器にしようとするのは転職活動がうまくいかない原因の1つになりますね」

また、谷所さんによれば、人事担当者は面接時の受け答えなどにより、学歴よりも “地頭のよさ”を見抜いて採用の可否を判断しているという。

「“地頭”を見極めるポイントは、『相手を知ろうとする好奇心があるかどうか』。面接で話していれば、相手の求めていることを理解できるコミュニケーション能力があるかは分かるもの。そのカギになるのはやはり『好奇心』なんですね」

ほかにも、過去の仕事で培ってきた経験から、「自分が転職希望の会社にどんなスキルを提供できるかをきちんと理解しているか」が重要だという。

「これは、多くの転職希望者が面接時に見落とすポイントですね。会社としては、今の会社にない能力がほしいから、人を採用します。『会社が何か与えてくれるだろう』という受け身の姿勢では転職はうまくいきません」

学歴はその人が過去に努力した証の1つ。ただし、転職を考えるなら、そこに固執するのではなく、今の自分が持っているスキルを次のステージでどう生かせるのか、改めて見つめ直してみてはどうだろうか。
(南澤悠佳/ノオト)

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