STATIONERY 文具

来年は何がヒットする?進化が加速する高機能ペン

2009.12.03 THU


ぺんてる 「airpenMINI」 手帳やノートの上部に受信ユニットをつけておくだけで、専用ペンで書いた文字が画像データとして記録されるデジタルペン。ペンの電池寿命は軽く90時間もつ。丁寧に書けばPC上でテキストデータにも変換してくれる。最初の1行目がファイルタイトルになるので、1行目だけ丁寧にタイトルを書けば検索性がアップする 価格:1万4800円
キーボードやマウスをイジっている毎日とはいえ、ビジネスマンの仕事になくてはならない文房具といえば筆記用具。いかにIT化が進んでも、我々が「書く」という行為から完全に解放されることはありません。

それだけにこだわりたい筆記用具。

というわけで2009年に登場した注目の筆記用具を、文具コンサルタントの土橋正さんと、東急ハンズ渋谷店の文具売り場担当・城野佐和子さんに選んでいただきました。まず、今年のトピックスとは何だったんでしょう?

「ひとつの大きな流れが、使う場面や用途を限定した『シチュエーション限定文具』ですね。筆記用具でいえば、『おんぶっく』のような、手帳と一緒に持ち歩くことを限定しているもの。あと、08年発売ですが加圧ボールペン『エアプレス』のような、上向きでも書けるもの。普段、会社ではパソコンを使ってますが、モニターに貼った付せんに書き込んだり、外で立ったままメモしたりと書くという行為が多様化したことが要因でしょうね」(土橋さん)

「ここ数年はペンのグリップなどの『持ち味』よりも、いかに書いていて気持ちが良いかという『書き味』の方が重視されているように感じます。『テキストサーファーゲル』や『エナージェル ユーロ』なんかは、意味もなく書き続けていたいほどで、実際に試し書きの紙もお客さんにびっしり塗りつぶされるほどです」(城野さん)

確かにサーファーゲルはいつまでも書き続けていたくなるほどの気持ち良さ。

では来年以降の筆記用具はどのように進化するんでしょう。やっぱりエコ?

「もはやエコ素材を使っているだけでは訴求力となりません。それより芯が最後まで使える『オ・レーヌ』や、インクじゃないので2?3日放置しても揮発しない『テキストサーファーゲル』など“無駄なく最後まで使える”という意味でのエコ製品が今後は注目されるでしょう」(土橋さん)

途中で文字が切れない、そして、最後まで使い切る気持ち良さっていうのもありますもんね。それにしても、上手な字が書ける筆記用具とか出ないでしょうか。

「それでいうと、手書き文字をデジタルデータにしてくれる『airpenMINI』や、『ポメラ』は次世代の筆記用具でしょう。特に『airpenMINI』は、受信ユニット部がかなり小さくなったので、普段使いレベルといっていいと思います」(土橋さん)

理想は、書いてる先から汚い文字を自動補正してくれるペンですが…どこかで開発してません?


  • ぺんてる 「エナージェル ユーロ」

    ヨーロッパで愛される、横書き・速記に強い、なめらかな書き味のゲルインキボールペン。ゲルならではの速乾性が魅力
    価格:178円
  • トンボ鉛筆 「おんぶっく」

    手帳や本にフィットする専用ボールペン。背表紙にぴったり寄り添ったデザインで違和感がない
    価格:367円
  • プラチナ萬年筆 「オ・レーヌ ガードシャープ」

    同社がもつ、芯折れや芯詰まりを防ぐ数々の特許を駆使した高性能シャープペン。芯が最後まで無駄なく使える
    価格:210円~1050円
  • ステッドラー 「テキストサーファーゲル」

    なめらかな書き味で重ね塗りができる蛍光ペン。こすりつけて書くため口紅のように減った分は押し出して使う
    価格:157円

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト