気になるCM曲解剖

ソフトバンクの新CMを彩る、ゴフィン&キングとは?

2009.12.14 MON


ザ・トーケンズの「ヒーズ・イン・タウン」を筆頭に、ベン・E・キングやアレサ・フランクリンなど、今ではなかなか聴くことのできなくなったレア曲を集めたコンピレーション『Goffin & King: A Gerry Goffin & Carol King Song Collection 1961-1967』(英Ace Records)。アメリカンポップス黄金期の華やかな雰囲気に胸が躍ります
あのSMAPをブランドキャラクターに起用したソフトバンクの新CM。このシリーズで使われているのが、60年代の大ヒット曲「ロコモーション」です。CMで使われているのは、グランド・ファンク・レイルロードによるカバーバージョンですが、62年に発表されたリトル・エヴァの楽曲がオリジナル。当時、大ヒットしたこの曲の、作詞・作曲を手がけたのが、ジェリー・ゴフィンとキャロル・キングという作曲家コンビです。

仕事上のパートナーとしてだけでなく、私生活でも夫婦だったふたりは、大学で出会ってすぐに意気投合。「ロコモーション」のほかにも、シレルズの「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロウ」やザ・ドリフターズの「アップ・オン・ザ・ルーフ」など、誰もが一度は耳にしたことのあるヒット曲を連発。また、キャロル・キングはコンビ解消後、ソロアーティストとして活躍し、女性シンガーソングライターの先駆け的存在になりました。

アルバム『Goffin & King』は、そんな彼らの活動をまとめた一枚。オールディーズと呼ばれるジャンルのなかでも、あまり振り返られることのないレアな楽曲を26曲収録しています。とはいえ、これらは今ある“ポップス”の源流ともいえる作品群。練りに練られたメロディと美しいアレンジは、今聴いても、まったく古びていません。たまの休日には、こんな“クラシック”に耳を傾けて、リラックスするのもいいかもしれませんね。
(宮昌太朗)

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