気になるCM曲解剖

NTTドコモの企業CMを飾る、ビートルズの大名曲

2010.01.04 MON


「All You Need is Love」が収められた、アルバム『マジカル・ミステリー・ツアー』(EMIミュージック・ジャパン/2600円)。同名映画のために制作されたサントラ盤をもとに編集されたもので、「Strawberry Fields Forever」や「Penny Lane」など、全体を覆うカラフルでポップな雰囲気も楽しい一枚
去年、話題を集めたアーティストを挙げるとすれば、やはりザ・ビートルズははずせないでしょう。長年噂になっていたデジタルリマスター盤がついに発売され、大きな反響を呼びました。活動を始めたのが1950年代末ですから、半世紀以上にわたって、ビートルズは“世界で最も成功したロックバンド”として、音楽史上に燦然と輝き続けていることになります。

そんなビートルズの代表曲のひとつ、「All You Need is Love(愛こそはすべて)」を使ったのが、ドコモのキャンペーンCM「Answer」。堀北真希、松山ケンイチ、堤真一や劇団ひとり、山崎努ら、多彩な顔ぶれが登場する、このシリーズ。様々なアレンジが施された「All You Need is Love」がバックに流れているのも、注目のポイントのひとつです。

「All You Need is Love」はもともと、世界初の衛星中継番組「アワ・ワールド」で初めて披露された曲。ベトナム戦争が激化するなか、世界各国の人々の心を繋ごうという番組の主旨にあわせて、ビートルズの4人はシンプルな曲調と歌詞で「愛」を歌い上げました。そして、そこに込められた「愛」のメッセージは、発表から40年以上経った今でも、強く私たちの心に響きます。また、フランス国歌の「ラ・マルセイエーズ」などを取り込み、サンプリング感覚を先取りしたような楽曲構成もユニーク。R25世代にとってはクラシックともいえるビートルズですが、この機会に聞きなおしてみると、意外な発見があるかもしれませんね。
(宮昌太朗)

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