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初詣客が3倍になる神社も! アニメの聖地で「痛絵馬」が人気

2010.01.06 WED

噂のネット事件簿


初詣、奉納された痛絵馬を見にくる人も。まるで掲示板?! ※この画像はスクリーンショットです
 昨年大晦日、初音ミクのイラストをドーンと車のドアに描いた自動車が事故に遭い、アニメファンを中心としたネットユーザーの間でおおいに話題となったが、この手のアニメキャラがボディに大きくプリントされた自動車のことを「痛車」と呼ぶ。2008年に開催された「痛車」のイベントでは、イタリアの高級車にせんとくんの兄・鹿坊くんがプリントされたものが登場するなど、定着した感がある。

 その一方、最近は「痛絵馬」ということばも生まれているようだ。ニコニコ大百科によると、『アニメやゲーム関係、2chやニコニコの雰囲気を帯びた内容の文章(キャラクターの口癖やせりふ、「○○は俺の嫁」や「○○自重www」等)が書かれていたり、キャラクターが描かれた絵馬を指すことが多い。特に作品中に登場する神社のモデルとなった神社で多く見られ、「聖地巡礼」の記念として絵馬に記すケースが多いと思われる』とあり、アニメファンや2ちゃんねるユーザーが愛する作品やキャラに込めた思いを絵馬に吐き出したもののようだ。

 聖地巡礼の対象となる神社は多数あるが、たとえば、アニメ『らき☆すた』に登場する神社のモデルとなった埼玉県鷲宮町の鷲宮神社はその代表例。 2007年にアニメが放映されると、熱烈ファンの間で「聖地巡礼」がブームになり、痛絵馬を掛けるファンと見物に訪れるファンが殺到するようになった。正月三が日の初詣客は、アニメ放映前の13万人(2007年)から45万人(2010年)にまで急増したという。

 絵馬に描かれている内容は、「学業成就」という自分の願いのとなりにイラストが添えられているもののほか、「○○最高」というファンレター的なものや、「○枚目」と枚数をカウントしている痛絵馬師も。

 その他、痛絵馬を描いた人への返事として「お疲れさま」とコメントを書いた絵馬を新たに奉納したり、お互い絵馬を通じて名前を知り、交流するようになった人たちもいるなど、絵馬がコミュニケーションの新たなツールとなっている。

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