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ケータイ小説大賞『風にキス、君にキス。』に「涙が溢れた」の声

2009.01.07 WED

噂のネット事件簿


ケータイ小説サイト「野いちご」では全文を読むことが可能だ ※この画像はスクリーンショットです
 1月4日、第4回日本ケータイ小説大賞が日本ケータイ小説実行委員会によって発表された。今回のテーマは「15歳のキモチ」。そんなこともあり、大人の審査員に加え、「こども店長」ならぬ「こども審査員」も導入されての大賞決定となった。

 大賞に選ばれたのは、17歳の繭 (まゆ)さんが書いた、『風にキス、君にキス。』だ。同作品は、協賛社である「TSUTAYA賞」、後援の「TBSブックス★賞」も受賞。優秀賞は、沙絢 (さあや)さんの書いた『君を、何度でも愛そう。』になった。大賞作品は1月14日に単行本として発売される。

 繭さんは、ケータイ小説サイト「野いちご」で「一瞬一瞬を大切にするって、どういうことだろう。ずっとそれを考えてきました。そしてこれからも、考え続けていくと思います。『風にキス、君にキス。』は私なりの答えを織り込んで書かせていただいた作品です」とコメントを発表した。

 今回の受賞に対し、「野いちご」には読んだ人々から感動のコメントが多数寄せられ、まさに「全米が泣いた!」のような状態になっている。「日向と柚の気持ちが自分の気持ちの様に感じられて気がついたら、涙が溢れていて…小説の世界にのめり込まれてしまいました」「とても深い内容でつい読み入ってしまいました。正直言葉が出てきません。ほんとに素晴らしい小説っていうのは読み終えた時に上手く感想が言えないものなんだと今実感致しました(´;ω;`)」。さらには個人のブログでも「ド号泣してしまった…(´д`)」の声が出た。

 だが、ケータイ小説の宿命として、様々な場所で酷評されがちなのも事実。2ちゃんねるでは早速「すげえ行間w スイーツが書くmixiの日記みたいだ」「痛い詩 無駄な改行 薄っぺらい内容 セリフ多用 ありきたりなキャラ設定 予想通りの展開 しょぼい語彙力 無駄に長いあとがき」といった酷評や「か・・・かいこ?」と著者の「繭」さんの名前に驚く人も登場。

 また、2ちゃんねるでは男と思われる人物がケータイ小説作家のマネをするのも伝統芸として登場しがち。今回も「アタシの名前はアイ。心に傷を負った女子高生。モテカワスリムで恋愛体質の愛されガール♪ アタシがつるんでる友達は援助交際をやってるミキ、学校にナイショでキャバクラで働いてるユウカ。訳あって不良グループの一員になってるアキナ」という作品が突然登場し、「天才キタコレ!」「続きまだ?」などと評価をされた。

 多分に「やっかみのキモチ」もあるのか、アマゾンのレビューも容赦ない。たとえば過去には、上下巻200万部超えのケータイ小説発ベストセラー『恋空〈上〉―切ナイ恋物語』に1436のレビューが付き、「星5つ派vs.星1つ派」のバトルが展開された。
星5つ:266
星4つ:30
星3つ:40
星2つ:52
星1つ:1048

 というわけで、単行本化される1月14日、ネット上でどのように評価されるのか要注目である。

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