気になるCM曲解剖

キリンビールのCMを彩る、ビリー・ジョエルの大ヒット曲って?

2010.01.18 MON


ビリー・ジョエルが1983年に放った、大ヒットアルバム『イノセント・マン』(ソニー・ミュージック・ダイレクト/1785円)。「アップタウン・ガール」をはじめ、6曲がシングルカットされ、いずれも大ヒット。メロディメイカーとして、シンガーとして絶頂期を迎えていた彼の魅力がたっぷり詰まった名盤です
和室の宴会場にガヤガヤと集まる人々。と、あのイチロー選手が、満面の笑みで「乾杯!」と声をあげる……。昨年末に放映された、キリンビールのブランドCM「乾杯篇」。実にウマそうにビールに口をつけるイチロー選手の笑顔も魅力的ですが、このCMで使われているのが、ビリー・ジョエルの1983年の大ヒット曲「アップタウン・ガール」です。

ビリー・ジョエルは、ブルックリン出身のシンガーソングライター。バンド活動を経て、73年に発表したソロ2枚目『ピアノ・マン』で注目を集めました。ときにパワフルで、ときにセンシティブな歌世界、そして流行を貪欲に取り込んだサウンドで、次々とヒット曲を連発。一躍、スターダムにのし上がります。

そんな彼が、それまでの路線とは一転。自身が深く影響を受けた、50~60年代のアメリカンポップスに題材を求めたのが、「アップタウン・ガール」が収録されているアルバム『イノセント・マン』です。オールディーズの匂いを濃厚に感じさせるポップな楽曲がズラリと並ぶこのアルバムは、本国アメリカのみならず、イギリスや日本でもヒット。全世界で800万枚以上を売り上げました。

手の届かない“アップタウン”の女の子への憧れを、シンプルなメロディラインで歌い上げた名曲「アップタウン・ガール」。80年代ならではのきらびやかなサウンドプロダクションは、きっとあなたの心をウキウキで満たしてくれるはずです。
(宮昌太朗)

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