ネット界の“旬”なニュースをお届け!

ガチャピンとムックの根深い抗争の歴史を振り返る

2010.02.04 THU

噂のネット事件簿


ガチャピンとムック(二人とも5歳)がデビューから37年目に「おとなになったみんなへ」と呼びかける文部科学省のポスター
ガチャピンとムックといえば、フジテレビの子ども向け番組の顔として知られ、最近では近畿日本ツーリストの部長に就任したり、金融広報中央委員会が主催した「金融教育フェスティバル2008」でガイド役を務めたこともあるなどの多才っぷりで知られる。

とはいっても、普段から目立つのは「ガチャピンチャレンジ」と銘打ってスノーボードやフィギュアスケート、スタントマンや空手、宇宙旅行などにチャレンジするガチャピン。2008年はソフトバンクモバイルのCMに登場するダンテ・カーヴァーと共にヒマラヤ登山を敢行し、同社CMに登場してしまうなど、ますますその活躍に磨きがかかっている。

ネット上ではガチャピンが何かの活躍をする度に、二人の間で静かなバトルが展開されるのだ。その舞台は2ちゃんねる。ガチャピン関連のスレッドが立つと、必ずと言っていいほど以下のパターンになる。

ガチャピンを礼賛するコメントが登場する

ムックと思われる人物によるガチャピン批判/ムック礼賛コメントが登場する

「ムック工作員がいるのでは?」「ムック自身が書いているのでは?」との疑惑が出る。

たとえば、2009年1月5日の「【キャラクター】ムック ガチャピンの資産をドーンと増やす提案する」というスレッドでは、ガチャピンのお年玉を「わたくしに預けて、ドドーンと 増やしてみたりしませんか?」とムックが言ったことを題材に雑談が開始した。

この場合、ガチャピン礼賛はまず出ず、いきなりムックと思われる人物によるレスが書き込まれた。

「世の中金ですぞ」
「全部わしの懐にはいりますぞー!」
「ガチャピンはお母さんから献金もらっていますぞ」
「イボ野郎とは違うのですぞ」

ムックの特徴は語尾に「ですぞ」「ますぞ」が入ることにある。冷静な第三者を装うものの、語尾に無意識のうちに「ですぞ」「ますぞ」が入ってしまい、結果的にムックによる「自作自演」であるように見えるのだ。

ちなみに「イボ野郎」とはガチャピンのことである。ガチャピンの両腕についている「エネルーボール」という丸い物体のことを指して「イボ野郎」と呼んでいるのだ。ネット上でのガチャピンの呼び方としては他に「緑虫野郎」「芋虫野郎」「糞イボ緑虫」がある。

ガチャピンとムックによる攻防については、2ちゃんねるのまとめサイト「2ちゃんねるブログネッツ」の「【テレビ/ブログ】ムックさんに対しガチャピンが失礼な発言を・・。」が緑と赤に分け、詳しくその流れを再現しているので、そちらも参考にされたい。

また、アマゾンのレビューアーの中には「MKさん(仮名)」という人物がおり、この人は徹底的にムックを持ち上げ、ガチャピンを落とすのである。たとえばムックの人形については「ガチャピンよりもずっとカッコいいですぞ~!」のタイトルと共に「わたくしはガチャピンなんかよりも、その横でいつも穏やかな雰囲気でいるムックさんの方が好きであります。この人形はムックさんのきめ細かいキューティクルのかかった毛の質感もしっかりと再現されていて、触るだけで癒されること間違いなしでございますぞ」と書いているのだ。「MK」という名前は「ムック」を連想させるではないか…。

なお、この二人が2008年1月にケンカをした時はYahoo!ニュースのトピックスのトップを飾ったことがある。

取材協力・関連リンク

関連キーワード

注目記事ピックアップ

 

編集部ピックアップPR

ブレイクフォト