今週の移動時間で楽しむゲー

ゲームならではの本格ミステリーをあなたに

2010.02.08 MON


登場人物の会話中、ひっかかるポイントはオレンジ色の文字で表示される。この疑問点を相手にぶつけて、さらなる会話を引き出そう。ただし、強引すぎると相手は機嫌を損ねてしまうので、やりすぎに注意だ (C)2010 Nintendo Developed by CING
ミステリー+アドベンチャーゲーム(以下、AVG)といえば、昔はゲームのなかでも花形的存在だった。最近はめっきりその影を潜めてしまっているが、ミステリー小説とはまた違ったインタラクティブな面白さがあったものだ。今回紹介する『ラストウィンドウ 真夜中の約束』はニンテンドーDSでプレイできる最新のAVG。久々にゲームでミステリーを堪能したいという人にオススメしたい一本である。

主人公カイル・ハイドは表向きはセールスマン。しかし、「表立っては探せない物を見つけ出す」というビジネスを営む裏の顔も持っていた。そんな彼にある依頼が舞い込む。それは13年前に起きた殺人事件、そしてそれは父親の死の真相と深く絡んでいた…。事件の真相を明らかにするために証拠や証言を集めるといった、AVGに触れたことのある人ならお馴染みの展開が待っているのだが、そこは最新のAVG。情報を聞き出すには、相手の心理や会話の流れを読む繊細な会話術を必要とし、物的証拠を探すのにもタッチペンで直接調べたいものをタッチするといったニンテンドーDSならではの仕掛けがふんだんに用意されている。

また、面白いのが自分がたどったプレイを『小説 ラストウィンドウ 真夜中の約束』として読み返すことができるというシステム。自分だけの小説を作り上げていくという楽しみもあるのだ。

本作は好評だった『ウィッシュルーム 天使の記憶』の続編に当たるのだが、主人公であるカイルなど一部の登場人物以外は一新されており、前作をプレイしていなくても問題なく楽しめるようになっている。むしろ、本作をプレイしたあとに前作を復習する、なんて遊び方もありだ。
(鈴木利宗)

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