今週は“女性の気持ちを理解できる映画”

難解な女心…。理解のヒントは倦怠期カップルにあり!

2010.02.09 TUE


マリオンとジャックを演じたジュリー・デルピーとアダム・ゴールドバーグはなんと元恋人同士。撮影時には別れてはいたらしいのだが、息のあった掛け合いと流れる空気はまさに付き合った2人にしか出せない技巧! そしてウッディ・アレン映画のように次々と繰り広げられるセリフもテンポがよく、この映画の魅力のひとつ (illustration=micci)
昔から「女心と秋の空」といわれるように、なにかと移ろいやすいのが女性の気持ち。しかしそれにメゲていては恋愛なんて成立しない。そこで映画『パリ、恋人たちの2日間』で、複雑な女性の胸の内をちょっと覗いてみてはいかがだろう。

NY在住のマリオンとジャックは付き合って2年になる倦怠期のカップル。2人は関係を修復しようとベニス旅行に出かけるがうまくいかず、その帰路マリオンの生まれ故郷パリに立ち寄り、この2日間の滞在に期待する。だが、自由奔放なマリオンはジャックをあちこち連れ回し、カフェや道端で次々に会う元カレたちとも楽しそうに振る舞うばかり。元カノに偶然会っても話しかけないと心に決めているジャックは、そんな彼女の行動に驚き、嫉妬心と猜疑心にさいなまれ、2人の関係はよりぎくしゃくしてしまう…。

このマリオン、いつも理屈っぽく本音を言わないジャックを心のどこかで頼りないと思いながらも、たしかに彼を愛している。だからジャックのリードだって買って出るし、その軟弱な性格も許している。しかしここぞという時はやはり男を見せてほしいもの。元カレたちと楽しんで見せているのも、ジャックがしっかり抱きしめて捕まえてくれるのを、胸の内で待ち望んでいるからなのだ。

女性の気持ちが読めず、顔色をうかがっているアナタ。この恋愛映画を観て女心を学び、時には本音で真正面からぶつかってみてはどうだろう。どうやら女性はそれを「男らしい」と感じるらしい。
(micci)

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