気になるCM曲解剖

マックの新キャンペーンソングは80年代を代表する大ヒット曲

2010.02.22 MON


ハーバート・ロス監督、ケヴィン・ベーコン主演の1984年公開映画『フットルース』のサウンドトラック(ソニー・ミュージック/1785円)。コンピレーション型サントラの先駆けとなった名盤です。主題歌を担当したケニー・ロギンスをはじめ、クワイエット・ライオットやジョン・メレンキャンプ、シャラマーらが一堂に集結。きらびやかなサウンドが、いかにも“80年代”的です
マクドナルドの今年の新キャンペーン「Big America」。ハンバーガーの本場、アメリカの4つの都市――テキサス、ニューヨーク、ハワイ、カリフォルニア――をイメージした新作バーガーが、月替わりで登場するという話題のキャンペーンですが、このCMで使われているのが、ケニー・ロギンスの大ヒット曲「フットルース」です。

ケニー・ロギンスはカリフォルニア出身のシンガーソングライター。1972年にジム・メッシーナとのコンビ「ロギンス&メッシーナ」としてデビューし、アコースティックを中心とした清涼感たっぷりのウェストコーストサウンドを展開していました。そんな彼に転機が訪れたのが1984年。グループ解散後、ソロシンガーとして活動していた彼の「フットルース」が、同名映画の主題歌に選ばれ、大ヒット。続く「デンジャー・ゾーン」も、映画『トップガン』のメインテーマとなり、当時のMTVブームもあいまって、“80年代”を代表する時代の寵児となりました。

そのサウンドは、きらびやかにして爽やか。いかにも西海岸的な透明感あふれるメロディと、ストレートなダンスビートが聴きどころ。いかにも“80年代”的なポップ・ロックですが、今のR25世代にはかえって新鮮に聞こえるかもしれません。またロギンス自身は、現在も精力的に活動中。魅力的な「大人のサウンド」を作り続けています。機会があれば、ぜひ聴いてみてほしいですね。
(宮昌太朗)

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